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2005/05/24

左右、みぎひだり

福本が好きだった。盗塁王 福本豊。
フォアボールがツーベース、いや、スリーベースの価値を持つ男だった。
福本は三盗も多かったのだ。

盗塁だけではない。

普通のヒットに見える当たりでも、外野手の動きがちょっと鈍いと、すぐさま二塁に向かって走り出す。アウトになるときもあったが、あの野性味は興奮を呼んだ。

その福本を上回る盗塁の記録を、大リーグで作った リッキー・ヘンダーソン。その彼がまだ独立リーグでプレーしている。→MAJOR.jp News 記録だけでなく、44歳の時まで大リーグでプレーしたことも凄い。客寄せに選手登録されたわけではない。ちゃんとプレーして、ホームランを打ち、もちろん盗塁も決めた。

俊足の盗塁王で、ヒットも大リーグだけで3000本以上打っている。
そういう記録にしか目の行かない人は気づいていない。
リッキー・ヘンダーソンは何と、左投げ右打ちである。

投げ打ちは今や標準スタイルだが、その反対は珍しい。四葉のクローバーよりもっと貴重だ。日本のプロ野球では、確かどこかのピッチャーがそうだったと思うけれど、野手では恐らく皆無だろう。

アメリカでも珍しいのだが、エール大学のとき4番ファーストだったパパブッシュ(元大統領)も、確か投げ打ちだったと思う。

20年前なら、この後に続くのは、「アメリカは個性を尊重するが、日本は型にはめようとする」というステレオタイプな批判だったろう。実際、私が子供の頃は、利きの子も、箸と鉛筆はで持つようにしつけられることが多かった。私の小学校は一学年で250人以上いたのだが、で箸を持っていた子の名前はいまだに覚えている。それほど珍しかったのだろう。

だが、今は違う部分もある。
まず、私の息子が投げ打ち。箸と鉛筆と投げるのは、筆と打つのは。投げるのはでもできるので、箸と鉛筆もにしようと私は思っていたが、思うだけでしつけができるほど接する時間が多くなかったので失敗。今は打ちの練習もしているらしいが。

他に、女の子で野球をしている子がいる。中学生だが野球部に入っている。神戸市では公式試合に女子は出られないそうで、週末は全国大会常連の女子野球チームでサードを守っている。その子が投げ打ち。これだけなら、あまりにも普通だが、何と、この子は箸も鉛筆も。何をどうやったら、そうなるのか分からないが、ともかくそうなのだ。

附記)
最近、日本で打ちの強打者が少なくなったような気がする。
まあ、別に左右は関係ないけど、ふと思った。
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