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2005/06/29

珈琲(1)

懸賞に応募する癖がある。大したものは当たらないが、だいたい毎月何か当たっている。
この度は、AGFのコーヒーが当たった。オリゴ糖入りで、お腹にいいのだとか。
その名も「AGF おなか実感 モニターキャンペーン」

コーヒーは小学生のころから毎日飲んでいる。
高校受験の時、夜中から明け方にかけて勉強する習慣があった(もちろん、ずっと勉強していたのではなく、よく家を抜け出してうろうろしていた。深夜徘徊というやつ。何度か逃げ切れず補導された)。眠気覚ましに、スプーンを使わずビンから直接インスタントコーヒーをマグカップに流し込み、底から1.5cmぐらい積もらせて作ったスーパーウルトラストロングコーヒーを飲んでいた。それで、すっかり慣れてしまい、コーヒーを飲んでも眠れないないということはない。
それどころか、社会人になってから、夕食後にコーヒーを飲む癖がついて、いつの間にか、逆にコーヒーを飲まないと眠りにくくなった。

舌の鈍い僕なのに、なぜかコーヒーはうるさい(と言っても、世間の標準からすると、無頓着な人とこだわりの人の中間ぐらいでしょう)。
そのきっかけとなったのは、高校時代の同好会。昨日書いたように、高校は「さよなら、さよなら、さよなら」の故 淀川長治さんのはるか後の後輩に当たる。旧制中学からの伝統を持つ進学校の雰囲気になじめなかった僕は、クラブなど入りたいと思わなかったが、どこかに所属しなければならないということで、最も拘束がゆるいであろう同好会を選んだ。
ユースホステル同好会。

ユースホステルってご存知ですか。他校に進んだ中学の同級生にクラブを聞かれて答えたときに、「えっ、若いホステス?」と聞き返された回数は数え切れません。
確かドイツ語で、若者の宿泊所って意味です。貧乏旅行をする若者のための施設で、僕が高校の頃は、一泊二食つきで2千円か3千円だったと思います。時代はバブルに入りかけていたのにもかかわらず。

ユースホステル同好会は、夏休みなどの長期休暇にユースホステルを利用した旅行をするという、ただそれだけの同好会です。普段は旅行の予定さえたてれば、他にすることがないので、週に1回集まるだけでした。集まっては、

「今週は何同好会になろう?」
「ビリヤードはどう?」
「よし、今日はナインボールにしよか」
とか
「今週はどうしよう」
「ボーリングは、この前したとこやしなぁ」

とか言っているうちに、結局喫茶同好会で終わったりしていました。

普段することがない反動か、文化祭の模擬店は燃えました。今では我が母校も金券制になって、各模擬店は金券と商品を交換するだけになってしまったそうですが、僕の頃は、各模擬店で現金による支払いでした。仕入れの際にお金をもらえない代わりに、儲けた金も自在になるという、何とも魅力的なシステムだったのです。僕たちは、文化祭の後、打ち上げで飲みに行くことを楽しみに、せっせと模擬店の準備をしました。

僕たちの高校には制服がなかったので、学校帰りに飲みに行くことができました。それに500mの間に飲み屋が3000軒あると言われる神戸の繁華街である三宮・元町まで電車ですぐでした(国鉄・神戸市営地下鉄は150円か180円かぐらいだったけれど、阪急・阪神・山陽なら片道80円だったと思います)。

また、僕たちの高校は、生徒を大人扱いしてくれる学校で、その点だけはとても気に入っていました。たとえば、僕たちが飲んでいる店に教師が入ってくるとします。教師は僕たちの顔を確認するなり、
「今日はいっぱいか」
と言って出て行ってくれるのです。もちろん、そんなところを見つかればおしまい、というような鬼の体育教師もいたようですが、少数派で、少なくとも僕は出会ったことがありません。

えっ、もうこんなになってしまいましたか。
予想以上に長くなってしまいました。続きは明日書きます。
一体、コーヒーはどうなったんや →人気blogランキング へ

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コメント

今晩は~ コーヒーは私もインスタントですけど
結構飲みます。それで、眠れます。よく。
ま、疲れ果てるまで起きているから、何してても眠れますね。コーヒー甘党なので、砂糖にミルクですごく・・・
駄目ですねえ。はは。
同好会、高校もいい思い出ですね。楽しそうでしたね。
私は演劇部・・・う、かなりイタイ思い出が・・・
また来ます。

投稿: AS | 2005/06/29 19:09

ASさん、まいどっ(当ブログでは、しばしばお見えになる方に対する挨拶が徐々になれなれしくなっていきます)
僕の高校の演劇部は、日本代表に選ばれて中国かどこか海外の大会にまで行っていましたが、独特の雰囲気を持つなかなかの人たちの集まりでした。ASさんもあの人たちと、同種、いやこれは言葉が悪いですね、おなじにおい、いやこれもだめですね、匂い、いや香り、いやいや、薫りを持たれている人なのですね?

投稿: 朝霧 圭太 | 2005/06/29 23:40

かなり、演劇部は偏見で見られてましたよ~~(爆)
なので、慣れてます。はは。ついでに、今は占い師ですから。これで変わってなかったら、逆に変ですね。
・・・いやあ、↑のお話にコメント行こうかと思ったら、
あんまり面白い事書いて頂いたので、調子に乗っています。
・・・では、またねえ。

投稿: AS | 2005/06/30 01:59

ASさん、ちわっす。
いやぁ、やはりそうでしたか。

人間には二種類ある。
演劇部員とそうでない人々である。

ゲーテもそう言っていたとか言っていなかったとか。

僕も調子に乗って、ちょっと失礼な書き方をし過ぎたかと思っていたのですが、救われました。

投稿: 圭太 | 2005/06/30 08:05

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