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2005/07/03

アトピーが治るまで(7)

~この記事は アトピーが治るまで(6) の続きです。~
シリーズの最初から読むには、サイドバー の「カテゴリー」内にある「!serial アトピーが治るまで」を選んでください。

前回から2ヶ月以上も続編を書かなかったのですが、何と、早く続きを読みたいというリクエスト(苦情?)を頂きました。おかげさまで応援はたくさん頂いていますが、具体的なリクエストはミュージカルバトンを除けば、ブログを始めて以来初めてです。
ご期待に応えるのは難しいですが、僕なりに努めます。

今まで登場した、専務、副社長に続いて登場するのは常務。
副社長、専務の二人が全然違うタイプながら、押しが強くパラノイックな仕事の仕方は共通していた。
ところが、常務は全くタイプが違う。
タイプの違いを、ある状況で説明してみる。1階から5階に移動する場合。

    • 副社長
      エレベータの開閉、階の指定など全てそばの者にさせる。奥に乗る。そばの者が「何階においでですか」などと聞かなければ、とたんに不機嫌になる。のみならず説教を始める。
    • 専務
      エレベータの開閉、階の指定など全て自分で行う。前に乗る。そばの者が何か言う前に「お前何階や?」と尋ねる。
    • 常務
      階段を軽快に駆け上がる。

先輩の話では、若い頃はテニスが非常に上手なスポーツマンだったそうだ。話し方も非常にスマートで、頭の回転が非常に速く、学識も深い。それもそのはず、大学は法学部と文学部と2つも卒業しているらしい。英語もペラペラ。でも、それらをひけらかすところは全くなく、実にさわやか。
ただ、金に対する執着が弱く、徹底さが足りない。と、直接の部下だった人たちは言っていた。仕事の面では苦労していたようだ。

その常務とは帰り道が途中まで同じで、たまに、電車で一緒になることがあったり、車に載せて頂いたりした。
同僚たちは、仕事がイマイチの常務を陰で軽蔑していたようだが、僕は仕事以外の話題が実に豊富な常務との会話は楽しいものだった。
ある時、常務が遠慮がちに僕に言った。

「朝霧君、その肌やけどな・・・・・・」

「すみません、見苦しくて」

「いやいや。それもしかして、アトピーか?」

「そうなんです。人が治る年頃に発症しまして」

「そうか。僕が以前かかっていた医者なんやけど、えらい面白い人がおってな」

「皮膚科医ですか?」

「いや、内科医やねんけど、東洋医学の医者や。僕は肝臓を悪ぅした時にかかったんやけど、ええ医者やった。アトピーの患者も診てるって話してたと思うねん」

「えっ、漢方でアトピーが治るんですか?」

「まぁ、体質によりけりやろうけど、いっぺん行ってみぃひんか? 治らんでも今後の話の種にはなるで。医者に対する君の見方が変わるかもしれん」

「変わっているんですか?」

「まぁ、一種の変人には違いないな。どう? 行く気あるか?」

「はい、行ってみます。」

その医者の名刺をもらい、仕事が早く終わった日に行ってみた。
確かに、普通の医者とは違っていた。

続く

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(今回は明日続きを書くつもりです)

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