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2005/07/19

圭太の異常な愛情 あるいは如何にして文章を愛するようになったのか?(2)

この記事は昨日の続きです。まだ、ご覧になっていない方は→コチラをどうぞ。

大学は、何とかあこがれていた所に入ることができた。
しかし、バブル絶頂期だったとは言え、大学に入ったぐらいで メルセデス や BMW を買ってもらうやつらとはうまくやっていけなかった。そんな奴は、成○大学や慶○大学など東京の私立大にしかいないのかと思っていたが 、京都にもいた。こちとら、給与の奨学金 (返す必要がない奨学金) をもらいながら授業料も免除してもらうほどの身。世界観が違いすぎた。

というわけで、ありとあらゆるアルバイトをした。まったく、アルバイトをするために大学生になったようなものだ。基本は塾と家庭教師だったが、引越しやデパートの催し物会場の入れ替え (北海道展から大呉服市への転換といったもの)、先輩や友人のたこ焼きを手伝ったこともあった。

中でも、僕の師匠からのちょっとしたバイトが、バラエティでは一番だった。
師匠は作家だが、純文学なのでそれだけでは食えず、歴史、映画、政治、脚本などあらゆるものを書いていた。 実入りでは、テレビの脚本が良かったようだが、自分本来の仕事ではないということで、いつも変名を使っていた。それもスナックのママの名前か何かを。

その師匠が、人が良くて、頼まれたら断れない。そこまではいいのだが、困るのはその先で、自分の手に余るものを僕に回すのだ。

古○電工の部長昇進試験を受ける某氏は、試験科目のTOEICと中国語の指導を頼んできた。お礼は弾むという言葉に、僕の胸は弾んだ。英語はかなりできる方だったので、TOEICは推薦図書を伝えただけだが、中国語はからっきしだめで、もう勉強する気もなく、結局レポートを全て僕に押し付けてきた。師匠のDNAを正しく引き継ぐ僕は断れず、(本当はお礼に目がくらんで)、自分のレポート以上に真面目に取り組んだ。
これが功を奏し、試験の点をカバーできたのかできなかったのか、ともかく昇進を果たされた。
それで、お礼は、

「もうキリンの時代は終わりやで、これからはちゃうで」
と言って渡された

アサヒビールのビール券3枚

ちょっと、ちょっと、部長になれば、年収1500万円は堅いって言ってたじゃないっすかっ!何、このビール券3枚。時代はバブルの絶頂よ。確かに、その頃発売されたスーパードライは破竹の勢いで今のアサヒの礎を築いたらしいけれど。

とまぁ、師匠には、そういった具合でアルバイトをコチョコチョといっぱい紹介して頂いた (押し付けられた)。そんな中で、楽しかったのが書くアルバイト。

多かったのは、翻訳の下訳だった。これが、難しくて、かつ、結構楽しい (相場というものを知らなかったし、今も知らないが、もうまったく金にはならない仕事だった)。
下訳と言っても、そのまま活字になることもある。たとえ、重要な場面でなくても、そういうのを目にすると、とても心が弾んだ。

こうして、もはや、自分は書くことにとりつかれていた。大学は京都なのに、師匠の本拠地である元町・三宮で過ごす時間の方が長くなった。自宅や下宿に、ほとんど寄り付かなくなるほどだった。

続く かもしれない
大学から、今まで十数年あるのですが、ひとまずここでおきます。
書くことができるほど、自分自身で整理できていない波乱があったからですが、その後が、特に何もないからでもあります。

この記事は何やようわからんけど、こんだけ長い文を書いとるちゅうことは、まぁ書くのが好きなんやな →人気blogランキング へ投票

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コメント

チャオ!ASです。8位だね、今。良かったね。
読んでると、なんだか字が躍ってるよ。はは、やっぱり「気分が乗ってる」んだね。小説でも書いててそんな風に忙しくぱぱぱって、PC打てる時があるんだよ。次が書きたくてしょうがないのさ。で、続きも気になるから。いつでもいいよん。・・・これって、「私小説」だと思うんだけどな。あのね、小説難しくないでしょ?ようは、書きたい事に気がつくかどうかだと思います。さて、私もそろそろ、書きたい事を思い出さないとね。うん。(あ、なんとなく我輩はねこであるっぽいな・・・などと思ってしまった)

投稿: AS | 2005/07/19 02:21

ハ~イ、AS (気分が乗りすぎて、ほとんどラリっているような状態なのです。お許しを)
「書きたいこと」に関しては、ASさんにはいくら感謝しても感謝しきれません。これと、この前日の記事は、ASさんのコメントからアイデアが生まれたものですから。
たぶん、ASさんと僕は、足して2で割ろうとしても、そもそも足すことができないほど、タイプが違うと思うのですが、自分とは違うタイプの人と話していると、脳が普段と違う刺激を受けて活性化するのかもしれません。

いつも、本当にありがとうございます。
今、何と7位でした。

投稿: 圭太 | 2005/07/19 08:29

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