« MOTTAINAI(2) | トップページ | ちょっとちゃうねんけど、それでもまぁ »

2005/07/07

格差の拡大、階級の固定化

東大合格者の保護者の平均年収が1000万円を超えて、確か20年ほどになる。
東大の苅谷教授の研究によると、親の学歴と子供の学歴、親の収入と子供の収入に一定の比例関係が認められるとのことだ。

これは階級の固定化を意味する。一億総中流は夢と消えた。
元中流は欧米的な意味での中産階級のレベルを保つ層(肉体労働をせず、余暇を十分に楽しめる層という意味)と、下層階級とに分化し、階級間の入れ替わりが少ない。
実際、現在の平均年収は450万円程度だが、1000万円以上を稼ぐ人数が増えている一方で、300万円代以下の層も急増している。

社会の固定化は閉塞感を生む。現在の日本の元気のなさは、不況によるというよりも、この閉塞感によるものであろう。固定化は多くの人が感じ取っている。だからこそ、無気力になるのだ。

固定化を崩すことが、とりもなおさずダイナミズムだ。
例えば、明治時代。貧しい農家の出身ながら、世界的な医学者になった野口英世。初代○○の肩書きを山ほど持つ伊藤博文だって足軽の家の生まれだった。
例えば、高度成長期。東大入学者には、親が中卒、高卒という者がかなりの数に上っていた。

翻って現代。現実で見られない夢を、バーチャルな世界に求める人々。
この閉塞感を如何にせん。

ポイントは「変化」だと思う。
一直線の努力で、何かを積み上げるのは固定化を助長する作業に過ぎない。
スキゾフレニックに、あれこれやってみる。

すると、キーになるのは批判精神。教育ではこの育成を考えるべきだ。
固定化打破に立ち上がろう →人気blogランキング へ投票

|

« MOTTAINAI(2) | トップページ | ちょっとちゃうねんけど、それでもまぁ »

社会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13076/4858775

この記事へのトラックバック一覧です: 格差の拡大、階級の固定化:

« MOTTAINAI(2) | トップページ | ちょっとちゃうねんけど、それでもまぁ »