Made in China
僕は愛煙家である。
日本の成人男子喫煙率が40%を切ったそうで、今や少数派である。
あと10年もすれば、少数派どころか、絶滅危惧種になるかもしれない。
朝日新聞を読んでいると、喫煙バッシング記事をよく目にする。
自分は安全なところにいて、偉そうなことを言うのが朝日の得意技である。
とんでもない喫煙マナーがあるのは確かで、それが糾弾されるのは当然だが、タバコは文化でもある。その文化の面をつぶそうとするのは我慢ならない。文化というのは、往々にして実益はないものだ。文明と違って。
それはともかく、朝日新聞は中国がお好き。それも、共産党中国が。中華人民共和国というたいそうな名前の中国が。
僕は、愛憎あい半ばといったところ。
三国志や十八史略は好きだが、論語はどうも・・・。周恩来や林彪は好きだが、毛沢東は大嫌い。もちろん、毛の後継たる現政権も。
タバコと中国。何の関係があるか。
中国には愛煙家が多いが、そういうことではない。
ライターである。それも百円ライター。
最近の百円ライターは、みな中国製である。少なくとも僕がタバコ屋でもらうのはそうである。
この中国製百円ライターがいけない。
意外に(?)慎重な僕は、ライターの残りが少なくなると、一応予備のライターを持つようにしている。いや、していた。かつて、百円ライターが日本製であった、あの古き良き時代は。
ところが、この中国製のやつばらは、ガスがまだたっぷり3分の1ぐらいは残っているのに、点火しなくなるのである。石が擦り切れてしまうのだ。
こんな単純なことさえきっちりできないのが、中国製品の現状である。食品や薬品に関しては注意しなければいけない。
何しろ、人の命が軽い国なのである。世界の死刑の約80%がこの国で執行されている。確か脱税や汚職でも死刑になることがあるはず。そして、死刑執行が減らないのは、執行された人々から取り出した臓器を移植するのが、ビジネスになっているからではないかと懸念されている。
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