Another World ~セレブの世界をちらっと覗き見(5)
いつまで続くか分かりませんが、「土曜日はセレブの日」。
とりあえず、今週は継続できました。
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いつまで続くか分かりませんが、「土曜日はセレブの日」。
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以前の勤め先の後輩に太宰の崇拝者がいて、休みにわざわざ津軽半島に出かけたり、社員旅行で、ゆかりの地の近くに行ったときは、他の社員と離れその地を訪れるほどでした。しかも、そういう男が2人もいました。
その2人は、ともに背が高く、痩身で、見るからに繊細そう。地方の中流以上の家の出で、大学は東京の一流大学でした。2人とも太宰との共通点があふれるほどありました。
それに対し、中背で腹が出かけており、あつかましい僕は太宰に心酔することはありませんでしたが、好悪で言えば、間違いなく好きの方で、それも高い度合いです。
ただし、作品を読んで内容を理解して好きになったわけではないでしょう。何しろ、太宰を読んだのは、たぶん中学か高校の時で、それもせいぜい、『走れメロス』、『人間失格』、『グッド・バイ』あたりでしょうから。
文学史で「無頼派」の一人だと知ったために好きになったに違いありません。実際、坂口安吾も好きです。僕の中にある無頼派的傾向だけが、太宰との共通点と言えば、言えるかもしれません。もちろん、スケールはゾウとアリほどに違い、僕のほうは”傾向”だけで、ホンモノではありませんが。
(例によって、まくらが長くなり過ぎましたが、ここからが本題です。)
この前の父の日に、太宰の本を2冊もらい、そのうちの『津軽』をまず読みました。
すばらしい。
旧家の四男か五男かともかく兄弟の下の方で生まれ、その圧力から逃れ続けようとし、最後には愛人と入水自殺してしまうまで、常に暗い陰をひきずっているというイメージがありましたが、違うんですね。
30代半ば、出版社より故郷の津軽風土記の執筆を頼まれ、戦争末期の昭和19年(1944年)に1か月足らずの間、津軽を旅行したあとに生まれたのが本書です。
重苦しい空気を感じる実家には足が遠のいていたため、久々に帰る故郷で多くの人と再会します。唯一の友人「N君」や、かつての使用人「T君」、子どもの頃の子守役だった「たけ」たちです。
前半は、戦時中で簡単には手に入らないはずの酒を飲む場面が多く出てきます。友人たちや津軽への愛情が、時にユーモラスに、時に驚くほど素直に書かれています。
最高に良かったのは、子守役「たけ」との再会です。巻末にあります。未読の方のために詳述は避けますが、自信を持って万人に薦めることのできるシーンです。太宰のアニマ形成には、実母よりも「たけ」が大きく関わったように思われます。
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毎週土曜は、「セレブの日」ですね。シリーズ第4弾です。
まだまだ、セレブのすごい話はいくつかあるんですが、今日はちょっと、何とはなく 寂しい週末のせいで、そういう気分じゃないので、庶民的セレブの紹介を(僕には、肩の凝りそうな正真正銘のセレブより、こっちの方がうらやましい気がします)。
顧客のご子息のお相手をし申し上げておりました。関西で進学校と言えば、真っ先に名前が挙がる学校に通っています。加納治五郎や遠藤周作や中島らもの通っていた学校です。村上世彰さんもそうですね。
「将来はどうしたいの?」
その学校のかなり多くが「医者」と答える質問です。「弁護士」や「官僚」と言う子もいます。
「何か仕事をしたいなぁ」
「何でもいいの?」
「うん、何でもいいからとにかく仕事」
「お父さんの跡をつがないの?」
「財産は相続してもいいけど、不動産は、まぁ、兄貴がおるから」
「いや、財産のほうじゃなくて、仕事の方は?」
「親父は、毎日ぶらぶらしとうだけやで」
この家族は、大阪の一等地にビルを持ち、下層階をテナントとし、自分たちは上層階で暮らしているのです。
この子の同級生には、父親の職場が北海道という生徒もいるそうです。家は芦屋だから、飛行機出勤です。
職業は、……、何て呼べばいいのかな。
たぶん、競走馬所有業。
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今朝は起きたときから小雨がぱらついていた。五月雨らしい雨。
雨は別に嫌いではない。本が深く読める気がするし、頭がよく回転する気もする。
それに、さっき気づいたが、ミジンコが出ない(何のことか知りたいという方は→「ミジンコがついてくるんで、引きこもろうと思うんですけど」)。外を見ても大丈夫。
だけど、今週は、この雨で寂しさの増す週末になりそう。
というのも、ミッドウィークにこんなことがあったのです。
携帯からSmoke on the Waterが流れた。学生時代の友人からの電話にはこの曲を設定している。
「もしもし、○○ですけど。分かる?」
声の主は、友人ではなくアルバイト先の先輩。非常に世話になった人だ。僕には酒の師匠が2人いるが、そのうちの一人。もちろん、覚えていたが、声がしわがれて変わっていた。
「ごぶさたしてます」
「どう、元気?」
「おかげさまで、元気です。どうされたんですか?」
「いやぁ、実はな、俺、今年の3月で仕事やめて、今、前の職場から独立してやってはる人のところにおるねん」
「そうなんですか」
「うん。お前はまだ△△におるんやろ?」
「いえ、6年前にやめたんです」
「えっ、ホンマかいな? 花形の部署で中心なってやっとったんちゃうん? なんでなん? もったいない」
急に声が大きくなった。本当に驚いているようだ。
「いやぁ、そんなええもんちゃいましたよ。僕も前の職場の上司が独立しはって、今手伝ってるんです」
「そうか……」
しばらく、沈黙があり、気を取り直したかのように、こう続いた。
「まぁ、前は、お前のおった上場企業の殿様と、俺のおった地方豪族は仲が悪かったけど、今は弱小同士、助け合えることもあるんちゃう?」
「そうですね。ぜひ」
「久しぶりやし、話したいなぁ。会えんかな?」
「いいですよ。飲みに行きますか?」
「いや、職場にお邪魔してもええかな?」
「えっ、いいんですか、職場で」
「うん、お前lんとこの代表さんにも、ちょっと挨拶しときたい思てな」
「分かりました。じゃぁ、明日の2時ごろはいかがですか」
「分かった。それぐらいに伺うわ」
翌日。先輩が来た。でも、一人ではなく、二人だった。先輩は、よく肥えていた。池中玄太を10kgは超えていそうだ。
「こちらは、今おるとこで、いっしょにやってる人やねん。お前が△△におったことを俺が話したら、ぜひいっしょに来たいって急に二人になったんや」
「そうですか。よろしくお願いします」
「お前、まだ△△と人脈あるんちゃうん?」
一緒に来た人の名刺を見ながら、先輩のこの発言を聞いて、鈍い僕もようやく分かった。
そもそも、最初に電話してきたときから営業だったのだ。先輩の今の勤め先が、人材派遣もしていて、僕の前の勤め先である△△と取り引きしたがっているだけなのだ。△△は基本的に人材を自社で教育する方針で、派遣を受け入れていなかったが、事業拡大中の今なら食い込むチャンスと見たのだろう。
それなら、そうと最初から言ってくれればいいのに。
久しぶりやから話をしたいとか、弱小同士助け合えるとか、急にもう一人来たくなったとか、そんな嘘をつかなければいいのに。
まぁ、その先輩も厄年を過ぎた頃で、僕が大学の時にお世話になった20代半ばの頃と一緒でいられるはずはない。
スーツが見てすぐ高級と分かるものだったし、着こなしもソツがなかった。世慣れたのだろう。良かったですね。
でも、恐らく再び始めたタバコのせいであろう しわがれた声と、顔に浮かんだ脂はちょっと不健康そうに見えました。
お体にお気をつけて。
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昨日書くつもりで、先延ばしにした、一昨日のことです。
日課のブログ更新を怠った理由について。
朝、起きると頭痛がひどかった。鼻水も出たので、風邪かもしれません。
「こら、あかん。今日はブログやめて、もうちょっと寝たほうがええな」
などと思いながら、新鮮な空気を吸うべくバルコニーに出て、エーゲ海に浮かぶ島々を眺めていました(一部夢想的表現含む)。すると、……
「わっ、なんや、エーゲ海に巨大ミジンコ出現 !?」
視界の中央やや下にミジンコのようなものが見えるのです。
でも、それは、エーゲ海に出現した巨大ミジンコではありませんでした。
僕が視点を動かすと、そのミジンコもついてくるからです。
これは一体どうしたこと?
そう言えば、前日、目にゴミが入ったな。あれで、ガラス体に傷がいったのだろうか?
それとも、目の中にミジンコが住みついたのだろうか?
あぁ、それにしても鬱陶しい。この字を見るだけでもうっとうしい。
そう思いながら、部屋に入ると、……
「あれ、おらんようになったぞ」
そうです。空や海を見ると視界の中央やや下にミジンコが現れ、部屋の中を見るときにはどこかへ消えるのです。
「そうか、外に出んと、じっと家の中におればええんや」
ということで、今日から引きこもりに、なれるもんならなってみたい圭太でした。
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昨日は、久々にこのブログの更新をしなかったので、それについて書こうと思っていたのですが、それより面白いことがあったので、方針変更。昨日のことは、また、後日。
昨夜、プロ野球ファイターズのセギノールが通算7回目の1試合左右両打席ホームランを達成しました。
プロ野球新記録だそうで、おめでとうさん。
僕が関心を持ったのは、対戦投手。昨夜プロ野球の結果をテレビで見ていると、放った3本のホームランのうち、1本目と2本目はフェルナンデスから、3本目は横山からだったのです。
へ? それが??
と言われそうで、去年までなら僕自身も気づかなかったと思いますが、今年はカープファンなので(→詳しくはこちらをどうぞ(実はカープファン))、おかしいと思いました。
ジャレッド・フェルナンデス
2007年カープ入団、185cm、102kg、背番号48、右投右打横山竜士
1995年カープ入団、178cm、80kg、背番号23、右投右打
二人とも右投手なのに、なぜ両打席ホームラン?
今朝の新聞で、謎が解けました。
フェルナンデスは、ナックルボーラーで独特の変化に打者が思うようにバットコントロールができないのですが、ヒルマン監督が対策をアドバイスしたそうです。
「ナックルの変化が読まれへん言うてもな、右打者の内角に落ちてくることはないねんで。左やなく、右で打ったらどないや?」
(ヒルマン監督はアメリカの関西出身です)
内角低目への変化球に弱いセギノールは素直にこのアドバイスを聞き入れて、右投げのフェルナンデスから右打席でホームラン(しかも2打席連続)を放ち、次の打席では、右投げの横山から、これは普通どおり左でホームランを打ち、めでたく左右両打席ホームランとなったようです。
さっき調べて分かったのですが、セギノールはマイナー時代にスイッチヒッターに転身したのですが、そうするようにアドバイスをしたのは、そのマイナーチームの監督だったヒルマンだったそうです。
また、フェルナンデスとセギノールはマイナーで何度も対戦したことがあるようで、その時には1本もホームランはなかった、とフェルナンデスは語っています。
附記1)
グリーンスタジアム神戸(現スカイマークスタジアム、前Yahoo! BBスタジアム)の近くに住んでいるので、子どもが中学に上がる前、そして、ブルーウェーブがなくなる前はよくプロ野球を見に行きました。
イチローがいた頃は、いつも満員かそれに近い観客が入り、松坂デビューの頃は、付近の道路が大渋滞をおこしていました。
セギノールがブルーウェーブにいたころも、見に行きました。しかも、2試合連続左右両打席ホームランという偉業を達成した時の、2試合目です。
内野にも芝生が張られるようになったフィールドは美しいが、観客席は寂しくなっていました。グリーンスタジアム神戸と呼ばれた最後の年でもありました(翌2003年~Yahoo! BBスタジアム、2005年~スカイマークスタジアムと醜悪な名が続いている)。
附記2)
ベンチでバナナばっかり食べているセギノール。愛すべきパナマニアンですが、名前は何度聞いても薬のようです。
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いつもは暇があれば本を読んでいる。
暇、と言っても、それほどまとまった時間でない場合も。
例えば、PCの起動を待つ間とか、歯を磨きながらとか、とにかく目と片手が空いているときは始終本を読んでいる。
勉強家と自慢したいわけではなく、単なる本の虫で、映像にあまり興味がないということを伝えようというのが主旨。
今朝は、家族が見ている「目覚ましテレビ」でさかんに、宮﨑あおいが結婚と言っていたが、誰のことやらさっぱり分からない。
テレビだけでなく、映画もほとんど見ない。大学の頃は、映画ばっかり見ていたのに、変われば変わるもの。
その僕が、久しぶりに映画を見たくなった。昨日が久々の休みでいつもと違うことをしたくなったせいかもしれない。
DVDを借りに行った。探す条件は「短い」ということ。久しぶりの映画で2時間以上は耐えられないと思ったのだ。
そして、あれこれ探して見つけたのが High Noon。邦題は 真昼の決闘。1952年、ゲーリー・クーパー主演。
(これから書く内容のうち、「おっ、圭太もなかなか気の利いたことを書くなぁ」と思ったら、それはDVDに一緒に収められていた解説からのパクリだと思って下さい。これから見たい人のために、ストーリーにはあまり触れないつもりです)
何せ55年も前、朝鮮戦争中の映画だから、映像も音楽もアクションも素朴。当時としても安い制作費で仕上げたということだから、公開時の他の映画よりも地味だったのかもしれない。何と言っても、白黒である。(同じ1952年には、「雨に唄えば」や「史上最大のショウ」などが公開されている。もちろん”テクニカラー”で)
制作費が安いので、大物で出演料の高いゲーリー・クーパーを主演に据えるのは難しいように思われたが、脚本にほれこんだゲーリーは普通より安い出演料で契約したそうだ。
そう、この映画は低予算の不利をはねのける工夫にあふれていた。
1.ドラマ性を重視
「西部劇といえば単純明快なストーリーとアクション」という常識を覆した。主人公の英雄的活躍よりも苦悩の描写を重視している。2.シンクロニシティ
映画の中での時間と、現実の時間をほぼ同調させた。ストーリーで描かれるのは、ある日曜の90分ほどの間の出来事。上映時間もほぼ90分とし、観客にストーリー中と同じ緊張感を与えようとしている。3.音楽
西部劇の音楽は勇ましいものという固定観念に対峙するかのように、スローな場面にも合う曲を挿入。4.カメラワーク
ただの直線線路が象徴的に何度も映し出される。最後の方でようやく汽車が写る。ただ汽車が来るだけで、緊張が高まるのはその前の数度の線路だけのシーンのおかげ。
なお、汽車がだす煙が、途中で白煙から黒煙に変わるのだが、これは演出ではなく、ブレーキの故障を知らせる信号の意味合いがあったとか。スタッフはそれに気づかず撮影を続け、カメラを1台だめにしてしまったという。5.グレース・ケリー
低予算のため、主人公の相手役の女優にぜいたくは言えず、映画初出演のグレース・ケリーを起用。23歳でゲーリー・クーパーとは28歳の年齢差があり、心配されたようだが、起用は完全に成功した。
美しいだけでなく、知的で意志の強さをよく出している。普通の役なら美しさだけでいいかもしれないが、クエーカー教徒なので、知性と意志の強さが条件に加わるのである。
この映画の後、彼女は大手のMGMとの専属契約を果たした(MGMはライオンがほえるところ。「風と共に去りぬ」で大儲けしていた)。
見終わっての感想?
う~ん、グレース・ケリーに救われているなぁ。でも、ゲーリー・クーパーも、当時、離婚問題や、ヘルニアで腰を痛めていたことなどを考えると大奮闘。
一緒に見ていた嫁さんは、
「最後の町の人たちの反応が○○…」
(○○はストーリーに関係するので伏せ字)
と言っていたが、恐らく当時のアメリカの世相と関係がある(制作者たちは否定しているようだが)。当時はマッカーシズムの最中だったのだ。赤狩りとも言われ、共産主義者を徹底的に弾圧したマッカーシー上院議員の名前から来ている。弾圧は政界だけでなく、言論・思想・芸能の各界にも及んだ。もちろん、映画関係者も例外ではなく、多くが職を追われた。共産主義者の摘発には密告が奨励され、国民が疑心暗鬼に陥り、隣人を信用できない世相だったのである。
附記1)
High Noon の high は「たけなわ、盛りの」という意味で、high noon で正午きっかりを指します。比喩的に最盛期を表す場合もあります。この映画では、…、どちらの意味か言わないでおきましょう。
附記2)
クエーカー教は、友愛会(フレンド派)の俗称。質素な暮らしをし、徹底した平和主義の教徒たちはクエーカーと呼ばれるのを嫌がりますが、定着しています。このことから分かるように、母国のイギリスでも、また、アメリカでも迫害を受けてきた歴史を持ちます。
米国のペンシルヴァニア州は、もともと、ウィリアム・ペンがクエーカー教徒が安全に暮らせる場所をつくろうとして開拓した土地です。Pennsylvania は直訳すればペンの森、内容をとれば「ペンが切り拓いた森」ということです。桑田真澄が所属するパイレーツはこの州のピッツバーグが本拠地です。
附記3)
東北新社の「真昼の決闘」のDVDでは、制作者へのインタビューの字幕で、「カメラマン」とすべきところが「カメランマン」となっていました。
附記4)
小泉さんが、首相のころブッシュに「真昼の決闘で言えば、米国はゲーリー・クーパーで日本はグレース・ケリーだ」という旨を言ったことがありました。それを頭に入れておくと、別の意味で楽しめ、考えさせられるかもしれません。
附記5)
解説のパクリ以外のことも結構書けました。
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僕はまずロック。
ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、イエス、セックス・ピストルズ、ポリス、……、う~ん、きりがない。もちろん、ビートルズもですね。
次は、王室かな。バッキンガム宮殿のあの衛兵はすごいですね。ピクリともしない。あれは、かなりの緊張で疲労が激しいらしく、立っている時間より休憩時間の方が長いそうです。2時間立ったら4時間休憩のような感じで。
あとは、ストーン・ヘンジとか、ネス湖とか。そうそう、正式名称が長いですね。the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland 「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」。
国旗のユニオンジャック(ユニオンフラッグ)も、この長い名前と関係しています。イングランドが他の地域を併合していくにつれ、旗も合わさったのです。
ワールドカップのイングランド代表のユニフォームは、白地で、どちらかの肩に赤い十字がありますね。あれはイングランドの国旗(白地に赤い十字)を元にしたものです。スコットランドは青地に白の×。北アイルランドは聖パトリック旗と呼ばれる白地に赤の×。これらを合わせたのがユニオンフラッグです。ユニオンは「結合」ということですね。
合わせ方には結構気を使っているようで、左半分はスコットランドの白が上になっているのに対し、右半分は北アイルランドの赤が上になっています。だから、ユニオンフラッグは意外にも左右非対称、上下非対称なのです。
(これと同じ気の使い方が、20世紀初めに、中東に対してできていれば、パレスチナ問題が今ほどこじれることがなかったでしょうに。)
すみません、また、まくら が長くなってしまいました。本題はこれから。
イギリスに対して親近感を感じることがあります。
イギリスは文学の国ですね。
シェイクスピア、ディケンズ、チョーサー、ジョイス、T.S.エリオット、ショー、「アーサー王伝説」、「失楽園」、「不思議の国のアリス」、「ハリーポッター」、……。
それに対して、美術のイメージがありませんね。
思い浮かぶ画家と言えば、
ぐらいです。
絵の苦手な僕は、有名な画家の数が少ないくらいいいじゃないか、とイギリスを励ましてやりたくなります。金儲けは世界有数の上手さなんだし(イギリス風の皮肉)。
その金儲けの上手さで金銭感覚が麻痺したせいか、美術が苦手なせいか、イギリスが40万ポンド(07/06/17 14:00 <GMT+9:00>現在のレートで 9754万9200円)で手に入れた絵がこれですね。(←)
ご存知の方も多いでしょうが、2012年ロンドンオリンピックのロゴですね。ロンドンっ子達はこれが気に食わないようです。まぁ、オリンピックっていう気がしませんもんね。代替案が集められているようです(→)。
左上のやつなんかは、シンプルでいい気もしますが、他のは……。緑のやつは非常口の案内?
やっぱり、イギリス人に親近感を抱いてしまうなぁ。
附記)
画像は、クリックすれば拡大されます。
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お待たせしました。シリーズ第3弾です。
よろしければ前回までのシリーズ(→第1弾、→第2弾)をご覧下さい。
有名企業社長の娘の習い事でのこと。ちなみに、サラリーマン社長ではなく、創業者一族です。
娘さんのお母さんから、欠席の連絡が入ったそうです。
一回の欠席で、僕が2回飲みにいくぐらいのお金がかかるサービスをふいにすることになるそうですが、セレブな方々には、蚊にさされたほどの痛みも感じないのでしょう。もちろん、振り替えを要求するような下品なこともしないそうです。ともかく、その電話。
「申し訳ございませんが、今日は娘を休ませます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします」
「お風邪でもお召しになりましたか」
「いいえ、ちょっとオペラを見に参りますので」
その習い事で、史上最も高尚な欠席連絡となっているそうです。
そりゃそうですよね。普通の家庭なら、学校が休みでない期間にちょっとイタリアまで行く、なんて無理ですもんね。
附記)
その有名企業のヒント。
西宮の地場産業の企業です。江戸時代から続く企業ですから、創業者一族の姓と屋号は一致しません。
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Google Earth ってご存知ですか。
知っていますよね。僕は最近知りました。
真上からの画像だけでなく、角度を変えられたり、画面上の方角を北以外にできたり、面白いですね。
画面上を南にして、世界を眺めるとそれだけで楽しい。オーストラリアの人たちはかく見るや なんて思ったりして。
世界各地を気ままに見ていたのですが、自宅が確認できるか試してみようと思い、探してみました。
拡大してだんだんピントが合ってくると、何だかワクワクしますね。
で、いよいよ、自分の家(団地です)が映し出されると……、
わっ、なんやこれ?!
五右衛門の斬鉄剣でやられたのであろう。
もちろん、中にいる僕は真っ二つ……。嗚呼。
写真をクリックすると拡大されます。
附記1)
Googleはん、まぁ、団地が並ぶ面白みのない地区やけどな、もうちょっと丁寧に貼り付けたってぇな。
同じような建物が何十、いや百以上か、並んでる中から、ようやっと自分の棟見つけた思たら、無残に切り裂かれとった者の気持ち、分かりまっか?
附記2)
僕のIMEには、「斬鉄剣」がコメント付で登録されています。
附記3)
もはや 3D ではなく、4D なんですね。これは面白そう。
詳しくは Polar Bear Blog さんの記事をご覧下さい。(→大江戸Google Earth)
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高校以来の友人からメールをもらいました。その中に
ブログ面白いね。頑張って続けてください。
とありました。この温かい励ましのおかげでアクセス激減ショック(→ど、ど、どげんしたとですか)から立ち直り、アクセス解析を覗いてみました。
ここ一週間ほどのアクセス数です。
6/05(火) 70
6/06(水) 55
6/07(木) 69
6/08(金) 56
6/09(土) 3
6/10(日) 41
6/11(月) 18
やっぱり、6/9 の 3 が際立ってますね。6/11 の 18 もその前日からすると半減で、気にしようと思えば気になる数ですが、それを吹き飛ばすアクセスが…
6/12(火) 293
えっ!? 自分で言うのも変ですが、なぜ???
ついに、このブログも人気爆発? (そんなはずないよな)
この前、中国に対して苦言を呈したから、それに対するサイバーテロの準備? (前にも言ったと思いますが、僕は中国は基本的に好きですよ。共産党政権が気に食わないだけで)
あ、そうか。
この日は、ドリームジャンボの発表日で、そのことを記事にしたから、検索でひっかかったのかな。
ちなみに、昨日は、21 と元通りでした。
附記)
冒頭の友人は、橋本聖子に似ています。
高校の前半は全く勉強せず、テニスばかりしていたのですが、途中から急にやる気になり、「数学やり直すからノート貸してくれ」と言うので貸すと、それまでの内容を全部やり直したようで、見違えるようにできるようになりました。だから、僕は彼の数学の師匠ですと、言いたいところですが、正確には僕のノートが師匠で、更に言えば、ノート見ただけでできるようになる彼の能力と努力のおかげですね。
僕は数学の答案を書く際に、初めに「グラフを描いて○○かどうか調べればよい」などと方針を書く癖がありました。ノートを貸した後、彼の数学の答案は、書き方が僕の癖とそっくり同じになり、皆に気持ち悪がられました。
友人はその後、工学部に入って大学院をでて大企業に就職しました。研究職に就き、今は車の自動運転の研究をしているようです。
できた奥さんと、一男一女にめぐまれ、よき夫よき父です。
顔は…、橋本聖子に似ています。
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昨日の記事と関係があります。よろしければ、まず昨日の記事をご覧下さい(→夢が いよいよ)。
~ドリームジャンボ宝くじの当選番号発表会場~
「次は、いよいよ1等です。」
6,3,
「おっ、いけとるやん」
9,1,
「えっ、もしかして」
2,3,4
「やった! ヤッホー! ざまぁみろ! みんな、俺の前にひれ伏すがいい。ガッハッハッハ」
~インタビュー~
「当選おめでとうございます。使い道はお考えですか?」「まぁ、いくつかは。もう一度、考え直しますが」
「もちろん、寄付もされますよね」
「もちろんです。1億円ずつ5ヶ所ぐらいはね」
「算数は苦手ですか? 3億円を超えますよ」
「いや、それが当選者の務めですから。あなたにも500万円ぐらいあげよう。質問の仕方を伺っていると、もう少し教養をつけるべく教育を受けられた方が……」
「朝霧さん、大丈夫ですか? 朝霧さん、朝霧さんっ! しっかりして下さい。私の500万円はどうなるんですか」
「う、う~ん……」
(-_-).。o○
「はっ、夢か」
昨日のドリームジャンボの発表、皆さんいかがでしたか?
僕は、600円、惨敗でした。
最近は、だいたい3000円以上は当たっていたのですが……。
あぁ、宝くじなんて買わず、あの6000円を置いておけば、
第3のビールではなく、スーパードライを毎日飲めたのに。
ランチを食べた後、コーヒーを我慢せずにすんだのに。
飲みに誘われた時に「今日は子どもの誕生日やねん」なんて嘘ついてまで断る必要はなかったのに。
ここには書けない、あんなことや、こんなこともできたのに。
もう宝くじとは縁を切る。
もちろん、BGMはRCサクセション「宝くじは買わない」
デビューの頃から、清志郎はええこと言うなぁ。
宝くじは買わない
だって僕には
愛してくれる人がいるからさ
40年近く前の曲だから、1等の当選金が400万円になっているけれど。
附記)
忌野清志郎は三浦友和と同級生で、デビュー前は一時、一緒にバンドを組んでいたこともあったそうです。
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」が好きで、高校の頃、かなり感化されました。その時にはすでに、ロッククラシック的存在の曲でしたが、直接表現せず、比喩に託すその余裕、遊び心に影響されたのです。
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いよいよ今日ですね。
夢が実現する日。
そう、今日は
ドリームジャンボ
宝くじの発表日
もちろん、BGMは憂歌団の「当たれ!宝くじ」。
~以下、長い独白です。精神的に余裕のない状態の方は読まないことをお勧めします。~
3億円当たったら、どうしよう。
車を買い替える? いやいやもっと。
家を建てる? もっともっと。
ヨットを買う? まだまだ。
噴水作る? それもええけど。
南の無人島を購入? まあまあかな。
月へ旅行? うさぎさんとバカンスやな。
まだまだ、ここには書けない、こんなことや、あんなことまで。
あぁ、妄想が止まらない。
ちょっと、待てよ。3億円ってどんな重さ?
壱万円札は1枚で1.02g
すると、1.02×300000000 か。
サンニがロク、サンレイがれい、サンイチがサンで3.06と。
0がひぃ、ふぅ、みぃ、よぅ、いつ、むぅ、なな、やぁと8つか。
小数点を右に8つ動かして……、むずかしなぁ。
えぇと、2つ動かしたらもう右端やから、あと6つ0をつけて、
306000000。できた。
いや、これ g や。 kg に直さな。
1000g = 1kg やから、0 を3つとったらええんか、ほんなら、
306000kg
まだやな。 1000kg = 1t やから、0 を3つとって
306t
えっ、ゾウ100頭分も? そらなんぼなんでもおかしいやろ、
あっ!3億円は、壱万円札で3億枚とちゃうわ。
10000 は0が4つあるから、0を4つ取って……、
トンはあかんな、キログラムでいこ。これも3つしかないやん、ええと、小数点つけたらええんか
30.6kg
(長い長い、独り言にお付き合いくださり、ありがとうございます&お疲れ様です。もうしばらくの我慢です)
30.6kg いうたら結構あるな。米3袋分か。
あかん、こら、キツイで。支払開始の来週月曜までに体鍛えとこ。
附記1)
壱万円札って、一円玉とほぼ同じ重さなんですね。知らなかったな。何かありがたみが薄れる気分。
一円玉は、1g のはずだから、上の計算を使うと
306t÷1.02=300t
で、300tですね。3億円を一円玉でもらうと。
附記2)
憂歌団、復活してくれないかなぁ。好きだったんです。かつて、このブログでも書いたことがありますが(→Musical Baton ~真実篇~)。
最近、憂歌団の木村さんが焼酎のコマーシャルに出てますね。大西ゆかりと木村さんだから、関西ローカルのCMだろうけど。
木村さんはその中で、お酒を前に、ホンッとに だらしない顔をしていますね。あれがいいんだなぁ。お酒へのだらしなさが。そのだらしさを知ってから、木村さんの歌でしびれると、また、深みがますんですよね。
附記3)
明日は当選のお知らせをする予定です。
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昨日高らかに新シリーズの継続を宣言したところですが、今日はそのシリーズの記事はやめます。シリーズは毎週土曜日にしようと思っています。あぁ、僕はどこまでひねくれているのでしょう。
何のことか分からない方は昨日の記事をご覧下さい(→ど、ど、どげんしたとですか)。
今日は、ちょっと趣向を変えて、頭の体操を。
子どもの塾の先生が「小学校の範囲」とことわって出題した問題です。
右図のエックスの角度を求めてください。
クリックすると拡大されます。
ちなみに、その塾では高校生数人しか解けなかったそうです。
分かった人は、コメント欄に答えを書いて下さい。なお、図は全然正確ではありません。僕が「ペイント」で数分で描いたものです。数学的に考えてください。
~注意!~
ここから僕の自慢話になります。他人の自慢話が嫌いな人は以下を読まないで下さい。
僕は5分かからずに解けました。
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今日は、パソコンを立ち上げるまでは、カープのことを書こうと思っていました。昨日、デーゲームキングの黒田が負けてしまったので。
ところが、立ち上げて、このブログのアクセス解析を何気なく見て、びっくりしてやめました。
アクセス数 前日値 3
少ない日でも1日に20ぐらいのアクセスはあったのに・・・・・・。
衝撃!
ショック!
Shock!
ブログを始めた頃は、コメントを書いてもらいたさに、あちこちのブログにおじゃまして、僕もコメントを書いていました。
最近は、アクセス解析があるので、アクセスがあることが分かっておれば、コメントを書いてもらえなくても寂しくないし、また、他のブログをのぞく時間があまりないこともあって、コメントは気にしていませんでした。
アクセス数が心の支え だったのです。
それなのに・・・。
昨日の記事というのは、おととい始めた新しいシリーズの第2回でした。もうすでに、5回分ぐらいのネタはある程度考えている、意欲作のシリーズの序盤です。
あぁ、それなのに・・・・・・。
さて、ここで気を取り直して問題です。
Q)これから、朝霧圭太はどのような行動をとるでしょうか?
圭太(僕)の性格を考慮に入れて、考えて見てください。性格をご存知でない方は、バックナンバーをご覧下さい。
thinking time
・・・・・・
still thinking time
・・・・・・
Have you got it?
・・・・・・
分かりました?
新シリーズを打ち切る?
ブー、残念。
すねて、ブログをやめる?
ブー、残念。今、こうして書いているじゃないですか。
うっぷんを晴らすべく、誰かにあたる?
あ、それはいいですね。嫁さんはムリだから、子どもに当り散らそう。
意地でもシリーズを続ける?
そうですね。やはり、これです。僕のひねくれた性格からすれば。
だいたい、マーケティングなんてのも嫌いなんです。金儲けのために大衆迎合の姿勢を見せかけ、心の奥では自分がコントロールしている気持ちになる、なんてのが。
それにしても、なぜ昨日突然減ったのでしょう。考えてみれば、昨日の記事が面白いかどうかは、アクセスしないと分からないわけで、昨日の記事に責任はありませんね。
そうか。読者層の中心は、会社のPCで仕事中に見てくれているから、土曜日にアクセスが減るのかな? でも、先週までの土曜は・・・、あ、やっぱり他の曜日より少ないけれど、微減ぐらいだな。
分かった。雷。
昨日は雷がひどくて、みなさん、パソコンの使用を控えたのですね。そうだ。きっとそうに違いない。この辺りだけでなく、昨日は全国で雷がひどかったんだ。絶対そうだ。記事のせいじゃないんだ。
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これはシリーズ記事の2回目です。1回目の記事をお読みでない方は、よろしければ前回の記事をどうぞ。→シリーズ第1回
顧客の娘さんと話をしていた時のこと。
その娘さんは中3で、家は阪神間ではなく、大阪の帝塚山。帝塚山は芦屋ほど有名ではないようですが、芦屋より前に高級住宅地としてできていた町です。
ただ、この娘さんは、普通の大阪の女の子の服装。元気いっぱいで、ショートカット。さっぱりした性格で、中学では女の子より男の子と話すことが多いらしい。僕も気楽に話しかける。
「趣味は何?」
「イルカ」
「イルカ? あぁ、イルカが好きなんや。水族館で見るの?」
「ううん。イルカに乗るのが趣味やねん」
「あぁ、観光地化なんかで、乗せてくれるとこがあんのかな?」
「グァムで乗るねん」
「しょっちゅう、グァムに行くの?」
「毎週、金曜の晩に行って、日曜に帰って来るねん」
「毎週?」
「うん、グァムの別荘でイルカ飼ってるねん」
「そ、そうなんや」
「自分の趣味は?」
注)大阪には相手のことを「自分」という人もいます
無駄に負けず嫌いな僕は、イルカに勝てる趣味を言わなければならないと思ったが、そんなものが思い浮かぶはずはなかった。
「恋、かな」
「アハハ、嘘や。そんな顔してないやん」
「そ、そう?」
仕事柄、乗馬が趣味という人には数人会ったことがあり、その度に優雅な印象を持ったのですが、イルカには驚きました。この娘さんも今は成人しているはず。今でもお転婆で、ジンベイザメぐらいに乗っているかもしれません。
附記)
もっと可愛い子どもの話を読みたい人は、こちらのブログをどうぞ。
→おひさまえくぼ(*^_^*)
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前の仕事は、本社が西宮にありました。関西以外の人は、西宮って聞いてどう思うのでしょう?
日本酒? えべっさんの総本社? いや、たぶん
タイガースの本拠地
かな? タイガースの本拠地甲子園が大阪でなく西宮にあるというのは、だいぶん認知されるようになったようですから。
タイガースの本拠地なら、雑然として、元気いっぱいの おっちゃん や おばちゃん がそこらを闊歩している、というイメージでしょうか(そう言えば、甲子園で見かける おっちゃん おばちゃん の声はみな、どうして、あんなにしゃがれているのでしょう??)。
もちろん、甲子園を含め浜側はそういう所もあるのですが、山の手は全然違います。西宮、宝塚、芦屋、神戸の東灘と続く、いわゆる阪神間は、大企業の会長・社長宅を始め、ホンモノ のセレブが多い土地でもあります。芦屋の六麓荘(ろくろくそう)が特に有名ですね。
前の仕事では、顧客の中心層がそういうセレブな方々でした。僕は100%庶民ネイティブなので、多くのカルチャーショックを受けました。
セレブな面々と直接の関係がない頃は、金持ちというだけで反感を抱いていたのですが、実際に接するようになると、偉そうな言い方になりますが、「好感の持てる高潔な精神の持ち主」も結構いました。
もちろん、それだけでなく、実に色々な人がいて、何かと面白いので、シリーズで見聞きしたことを伝えていきます。何しろ、時間が経っていますので、記憶の間違いがあったり、話が大きくなっていたりすることもあるでしょうが、まぁ、いつもの圭太のほらが始まったと話半分に聞いて下さい(もちろん、僕自身は真面目に思い出して真面目に書くつもりですが)。
では、記念すべき、第1回。
顧客への対応が終わり、僕が女子社員に話しかける。
「今の人、ごっつい上品やったな」
「そりゃ、そうですよ。朝霧さん、あの方のお宅知ってます?」
「豪邸なん?」
「豪邸も豪邸、お庭に噴水があるんですよ」
「ふ、噴水?」
「お子さんの夢なんて、電車やバスに乗ることらしいですよ」
僕は心の中で思った。「勝った。俺なんか、小3の時にはすでに、神戸の自宅から京都の奥のおばあちゃんちまで、2回乗り換えして、2時間以上かけて一人で電車で行ってたぞ」
「何それ? そんなんが夢?」
「危ないからって乗せてもらえないらしいですよ。普段は運転手付の自家用車ばかりで、他に乗ったことがあるのは、飛行機とヨットだけですって」
それって、かわいそうって同情すべき?
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ブログパーツを追加しました。プロ野球の速報が表示されるパーツで、詳細へのリンクもついているようです。
僕はアメフトの次に野球が好きですが、特定の球団のファンではありません。毎年、応援するチームを決めて楽しんでいます。弱い球団が強くなっていくのが好きなので、マリーンズとかファイターズは80年代から応援した年が多かったですね。
もちろん、ジャイアンツを応援することはありません。別所毅彦をホークスから引き抜いた1948年以来、ジャイアンツが嫌いなのです。そうです、生まれる20年も前から筋金入りのアンチ・ジャイアンツ。卑怯な手を使って選手を取るのは、別所の事件にとどまらず、以後もたびたびあり、江川ももちろんその一角。FAだって、四捨五入して大まかに言えば、ジャイアンツのために生まれた制度です。
中学生までは、タイガースファンでした。何しろ、甲子園まで歩いて行ける所で生まれましたから(約6里。芭蕉なら徒歩3時間ぐらい?)。日本で初めて試合開始から終了までの放送を始めたサンテレビで、ほぼ毎日、ほぼ全てのシーンを見ていました。
でも、契約を破ってのバース放出や、掛布引退の際のゴタゴタにあきれ、タイガースファンをやめました。星野がFAでジャイアンツの真似をしだしたころは、ジャイアンツの次に嫌いなチームでした(今は、売名だけが目的で、近鉄やブルーウェイブをなくしたオリックスがジャイアンツと並んで嫌い)。
そういう経緯もあり、FAでジャイアンツに行った選手は、どんなに好きだった選手でも、どんなに名手でも、マイレイティングが下がります。落合、清原、江藤、小笠原とか(谷は違いますよ。トレードだし、悪いのはオリックスだから)。
逆に、FAでジャイアンツから出た駒田とか、ジャイアンツの誘いを振り切った選手は評価が上がります。中でも去年オフの黒田博樹は立派だった。
ジャイアンツの誘いを振り切ったのはもちろん、タイガース・ドラゴンズなど優勝争いをしたチームも含め、全ての誘いを断って、カープに残留した。平均年俸最低の球団に。
もう、イチコロでした。
いつもは、キャンプを見ながら、なるべく露出度の低いチームの応援を決めるのですが、今回は、もう去年のオフからカープに決めていました。
数年来ザルであり続けた内野も今年は改善され・・・てないけれど、そんなことで、黒田が醸成したカープへの思いは揺らぎません。
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神戸市と明石市の市境近くに住んでいます。本州の中では雨が少なく、年によっては晴天の日が日本で一番多いときもあります。目の前は明石海峡で淡路島も見えます。
歩いて10分ほどのところにあるJRの駅は、ホームから海と明石海峡大橋と淡路島が見えます。この辺の人にとってはあまりにも当然のことで、普段意識していませんが、遠方の人にとっては駅から海や島が見えるというのが新鮮らしく、初めて来る人は強い印象を持つようです。(写真は駅から望む明石海峡大橋です。ライトアップの種類がたくさんあり、たまに写真のようなレインボーになります)
朝、近所をよく散歩します。
神戸側の公園がお気に入りでした。家から近く、小鳥のさえずりが心地よく、目を楽しませる折々の花も楽しみだったからです。ところが・・・
いやな奴ばらが出現するようになりました。
6時半過ぎに行くと、
半径100m内は隈なく聞こえると思われる音量で「おはようパーソナリティ道上洋三です」(関西で30年ぐらい続いているラジオ番組)を聞きながら体操しているおばちゃんが。
満員電車の中で叫ぶように話す中国人旅行客ほどうるさいものはないと思っていましたが、このおばさまはそれ以上に腹立たしい。小鳥たちのさえずりを返せ。
それならと、7時過ぎに行くと・・・
犬の大運動会
犬の散歩に来た数人の、おじさま、おばさま方が、お犬様をお放しあそばしている。もちろん、公園の入り口には「犬の放し飼い禁止」と書かれていますが。韓国の犬鍋屋をご紹介申し上げたく存じ申し上げ奉り候。
飼い犬より、飼い主へのしつけが必要。
という訳で、最近は、明石側の公園に行っています。少し離れているし、古いのですが、気持ちいい。かなり広いし、何より、静か。可愛いワンちゃんたちもよくしつけられており、飼い主の方々もルールを守っておられます。
写真は、その公園の一部ですが、お気に入りの道。朝、木洩れ日の中を歩くのは最高です。
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僕が先代PCを売りに行っていた一昨日(→Good-bye, SOTEC)、上の子どもは一日中部屋にこもっていた。
上の子どもは、僕と似ていない。以下比較。青字が僕で、赤字が子ども。
1)時間の使い方
何かしていないとダメ。時間に対しても貧乏性。
何もせずボーっとするのが好き。2)風呂
カラスの行水。
時計の長針が360度ぐらい回転する間ずっと入っている3)中学のクラブ
水泳部キャプテン 吹奏楽部ホルン4)口数
多い 少ない5)歴史
好き 嫌い6)歯ブラシ
2週間でボロボロ
僕が2回ぐらい替えてもまだきれい7)カラオケ
音程重視 とにかく勢い、声量重視8)寿司
ぶり サーモン9)学校
嫌い 好き10)絵
幼稚園児なみ 受賞経験多し
その子どもがおとといの1日中、午前中から夜中までおそらく10時間以上かけて描いていたのが右のポスター。
うーん、僕は写真もダメなのか、右の写真では感動が伝わらないと思うけれど、実物はとにかく細かい。明石海峡大橋らしい橋や、センターラインまで描き込まれた道路の脇に続く家並みなど、ポスターやったら、何もこんなに細こうせんでもええやんと思うほど。
学校からコンクールに応募するそうなので、また結果が出たらお知らせします。
附記)
顔は似ているとよく言われます。
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このブログでも、さんざん文句を言った先代PC。
動きは 遅かったけれど、2年前に参加していた「人気blogランキング」で5位に入った時、一緒に頑張ってくれていた先代PC。
現役の時は、しょっちゅうHDDアクセスのランプがついて、ガーガーガガガとうるさかったのに、半月ほど前に今のPCを買ってからは、データを消去され、ケーブルを外され、部屋の片隅でただひっそりと最期を待つだけだった先代PC。
HDDは60GBで、買ったときは、一生使い続けてもいっぱいになることはないように思えた先代PC。
そして、メモリが128MBしかなかった先代PC。
ミドリ電化出身なのに、今のPCを買ったとき、同じミドリ電化で引き取ってもらえなかった先代PC。
昨日、先代PCに別れを告げた
BOOK-OFFの系列で、PCやAV機器などを扱うHARD-OFFで第二の人生を待つことになった。
樋口一葉の肖像が描かれた一枚の紙と交換に。
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メモしているのは、大阪の毎日放送のキャラクター「らいよんチャン」のノート。造幣局の通り抜けまで桜見物に行った親愛なる嫁さんが、帰りに茶屋町の毎日放送へわざわざ寄って買ってきてくれたもの。嫁さんはどういうわけか毎日放送のファンなのだ。
週に5回は「ちちんぷいぷい」でやってたことを教えてくれる。「ちちんぷいぷい」は、関西ローカルの番組で、角淳一の司会。平日の昼下がりから夕方までダラダラとやっているらしい。関西では多くの人が知っている番組らしい。主婦だけでなく学生にも人気らしい。この番組の時間に働いている人で、帰宅後にこの番組の話を聞かされる人は僕だけではないらしい。そのため、見たことがない人が初めて見ても、初めてのような気がしないらしい。
と、そんなことはどうでもよくて(柳家小三治なみにまくらが膨らみ過ぎた)、本題はこれから。
そのらいよんチャンのノートには、主にブログのネタになりそうなことがメモされている。例えば、
東京好き好き←アク解 過去4ヶ月
という 5/28 付の記事から生まれたのが、昨日の記事(→東京LOVER)。アク解とは アクセス解析 のこと。5/28 にメモしたものが、6/2 にようやく記事になるところが、動きの鈍い僕らしい。
でも、記事になって日の目を見たものはまだましで、ずっと温めおこうとメモを見るたびに構想をふくらましているうちに、ノートのページが変わって、完全に忘れ去られるメモも少なくない。
さっきもそのようなメモを発掘した。
5.17 セレウス 水
何だこれは? 全然記憶にない。
「5.17」が5月17日を指すことは間違いないだろうが、セレウスって何?7種類の辞書を検索してみたが出てこない。(ちなみに僕が愛用しているPC用辞書検索ソフト DDwin は賢くて、これを使うと電子辞書なんてアホらしくて、百均でもない限り買う気がしない。)似た語の候補で出てきたのは、「セレウコス」「Seleukos」「セレウキア」「Seleucia」など昔習った世界史を思い出すような語ばかり。
そのセレウスの後の「水」は? 「みず」それとも「すい」? 水曜日かもしれない。あ、そうか!
セレウスっていう昔の恋人と、水曜に会う約束をしていたんだ
いやいや、やっぱり違う。昔の恋人の中にセレウスという名はなかった(たぶん)。そもそも、俺に 昔の恋人 っていたっけ??
あ、そうか!
俺を狙っているロシアのスパイ、セレウスは泳げないんだ。追われたら海や川、とにかく水のある所に誘い込めということか
そんなはずはないな。
思い出せない。あー、いらいらする。もぅ、あかん。ムリや。タバコでも吸いに行こ。
(伸びをしながら)「あぁ、パソコンし過ぎかな。肩凝るな。電磁波の影響かいな?」
!!!!!!!!!!
電磁波で思い出した。嫁さんが買ってきてくれた「電磁波と戦うサボテン」をPCモニターの前においているのだが、そのサボテンがセレウスサボテンだった。
電磁波を吸収・・・?
とある。正直にも?つきだ。その世話の仕方に、「月に2回水をやって下さい」と書いている。そうだ、月に2回なんて忘れてしまうから、メモしておこうと思ったんだ。
良かった。思い出して。そろそろセレウス君に水をやらなければ。
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友人との会話。
「ブログって人が出るなぁ」
「そう?」
「お前のん読んでたら、ホンマよう分かるわ」
「何が?」
「お前、ホンマに東京嫌いやろ」
そんなことないやんな? もとい、そんなことないよね?
確かに、巨人が嫌いやとか、真っ黒のうどんは食う気せぇへんとか書いたことあるけど、そんな人、東京にもナンボでもおるやろ。
俺が東京嫌いだって?
とんでもない!
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わい、東京大好きやで。
いや、ここは東京に敬意を表して、言葉遣いを改めよう。
おれ、東京が大好きじゃん。
マクド行くのはやめて、マックにするよ。
琥珀色のだしのうどんより、黒い汁のうどんがいいよね。そばの方がもっといいわけだけど。
あとぉ、人をけなす時は、「バカ」って言います。
もう絶対に「アホ、ボケ、カス」なんて言わないよ。
てやんでぃ、べらぼうめ。
附記)
すみません。今日の記事には嘘があります。罪のない嘘ですのでご容赦ください。
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5/28に書いた記事(→Made in China)で、中国への愛情を示しつつ、中国製品には悪口を書きました。
その直後、まるで
「悪い商品は中国製ばかりやないで」
と宣言するかのように、松下の電子レンジ、冷蔵庫、乾燥機の 300万台以上 というリコールが発表されました(乾燥機はOEMで三菱ブランドでも販売)。松下はストーブでも重大事故を起こしていますね。
嫁さんが早速、家電のメーカーを確認しました。
レンジ、三菱、よし
冷蔵庫、三菱、よし
洗濯機、日立、よし
乾燥機、なし
でも、他のメーカーも怪しい。
僕はかつてソニーが好きで、コンポは代々ソニーのものでした。
今のコンポの2代前もソニーでしたが、確か6年ぐらいでダメになりました。
それでも、好き嫌いは激しいが好きなものには いちず な僕は、その次もソニーのコンポにしました。ところが、それは3年も持ちませんでした。(いずれもCDプレーヤーが不具合を起こしました。)
日本製品の優秀さの象徴とも言うべきソニーでさえこのていたらく。
20世紀前半の海外の小説を読むと、
「はい、プレゼント」
「え?」
「今日誕生日でしょう」
「ありがとう。でもこの不況なのに、大丈夫?」
「うん、これ安かったの。
日本製だけど我慢してね」
なんて具合に、日本製品が 安かろう悪かろう の代名詞的存在でよくでてきます。
20世紀後半は、世界中の人が知っているように、日本製品は高品質の代名詞となりました。
21世紀前半たる現在はその貯金で食っています。
このままいけば、21世紀後半には、日本製品が
「高かろう、悪かろう」
の代名詞になっているかもしれません。
附記)
かつて、ソニー関係者から聞いた話。
「ソニーで、いい人材は本体ではなく、SCEの方にかたまっている。」
SCEっていうのは、Sony Computer Entertainment で、プレステの方です。
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