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2008/08/23

近江路散歩(2)

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前回は湖北の旧街道の隧道(すいどう=トンネル)を抜けたところまで書きました。今回はその続きです。

トンネルを抜けるまで、気温35度ぐらいの猛暑の中を既に1時間半ぐらい歩きました。ここから、まだ1時間ぐらい歩くのですが、今度は下りと平坦な道で、また、琵琶湖が見えるところなので、少し気は楽です。

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トンビが悠々と飛んでいる姿を見ていると、気分も少し楽になります。

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この辺りは月見峠と呼ばれるところ。確かに十五夜を眺めたくなります。
今回の写真に写る琵琶湖は、対岸がすぐ近くに見えたりして全然琵琶湖らしくないですが、湖北は幅が狭くなっていて、湖南とは全然雰囲気が違うのです。今までは、大津や雄琴辺りからしか見たことがなかったので、本当に新鮮です。そして、断然、湖北の方が好きになりました。

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峠の道を下り終えると、美しい田園風景。秋が最高なのでしょうが、夏も素敵です。日本の田舎は世界一です。息子も車で通り過ぎる時には何も感じないようですが、今回は何かを感じ取ったのか、レンズを向けています。

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↑これは息子の写真です。空を入れなかった分、さっきの僕の写真より稲が明るく撮れています。

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この道が面白かったのは、道路にマンホールがある度に、かたわらに標識が立っていることです。一体何のため?

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ここから先も歩いて行けるのですが、交通量の多い車道で長く無粋なトンネルもあるため、再びバスになることに。この辺りのバスは一日6本ですから、これで、その三分の一に乗ることに。バス停はやはり、屋根つきでした。「塩街道」に似つかわしく「塩津浜」というバス停ですが、残念ながら、近代的な車のディーラーの片隅にある無機的なものでした。

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トンネルを抜けてすぐのバス停で降りました。トンネルは「賤ケ岳トンネル」。そう、次の目的地は、山崎の戦いで勝った羽柴秀吉が、柴田勝家を破った合戦で有名な賤ケ岳です。福島正則や加藤嘉明らの七本槍で有名ですね。

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トンネルの幹線道路から脇道へ入るとすぐに小学校がありました。周りに緑がいっぱいのこじんまりとした小学校なのですが、この小学校がただ者ではない!

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写真がまずくて、ちょっと分かりにくいですが、小学校の敷地内に、ごく普通の一軒家が建っているのです。軽トラックの奥がそうです。洗濯物を干しているのが分かるでしょうか。校長先生の家?・・・ではないですよね。

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小学校を過ぎるとすぐに、またもや不思議なものが。小さなトンネルです。またもや写真がまずいですが、実見した感じでは、高さが息子の身長(165cm)の5分の2ぐらいでしょうか。下に溝があるわけでもありません。一体何のため? 湖北は謎の宝庫です。

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雰囲気のある集落を5分ばかり歩くと、賤ケ岳のリフト乗り場に着きました。古めかしい看板があります。雰囲気があるのも当然で周囲には商業施設がほとんどありません。コンビニなんて気配すらありません。そういう場所だからこその看板でしょう。次に拡大版をお見せしましょう。

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食事処の看板にそこまでの歩数が示されているのは初めて見ました。でも、それぐらい書いてくれないと、まさか食事のできる店があるとはおもわないような所なのです。本当にいい雰囲気。(リフト乗り場の辺りは、七本槍の武将の名が記された幟が立っていたりして、ちょっといただけませんが。)

080813146lumix_3 月見峠までの道のりもそうでしたが、この賤ケ岳も本当に人が少ない。

リフトもほとんど人影がありません。とてもお盆休み中とは思えない様子。

まぁ、真夏に標高400mほどの山に登ることを考える人なんてほとんどいませんよね。雪渓のあるような高山ならともかく。

貸切状態のリフトで山頂に向かいます。

ここまでに3時間ほど歩きどうしだったので、ホットします。結構長いリフトで5分以上乗っていました。

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標高が400mほどとは言え、少し涼しいのか、リフトを降りたところには、お盆というのに、くちなしの花が咲いていました。

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リフトから降りて、山頂まで300mとあります。短い距離ですが、猛暑の中、昼食もとらずに歩き続けてきた身には結構きつい。気力を振り絞って歩きました。

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少し霞んでいたのですが、それでも山頂からの景色はすばらしいものでした。

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またまた写真がまずいですが、中央にぼんやり見えるのが竹生島です。

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本当に爽快です。湖南しか知らなければ琵琶湖はただ広い湖と思うだけでしたが、実に美しい。琵琶湖は湖北に限る!

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賤ケ岳が素晴らしいのは、琵琶湖だけでなく、北にある余呉湖も臨めるところです。冬に雪が積もっている時には、こちらの方が風情があるかもしれません。

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今度は再び、琵琶湖へ。あちこちで写真を撮りまくりましたが、やっぱり広角レンズがないのは本当に残念。(撮影技術がないのも、もちろん残念ですが)

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名残惜しかったのですが、山頂に住むわけにもいかないので、再びリフトで下山。当然かもしれませんが、下りの方が数段気持ちの良い風景でした。

今回はここまでにします。人にほとんど会わなかった前回と今回ですが、次回は、うって変わって、ミーハーな場所です。

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