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2008/12/16

朝が好き(2)

#1) 何か分かりますか?
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(いずれの写真もクリックで拡大されます)

朝が好き(1)で朝焼けをアップしましたが、その後、氷点下の厳寒の中、チャリをとばして明石へ。もちろん、二重手袋で「ウォー」です。

明石公園へ行ってびっくり。入ってすぐの池が凍っていたのです。#1)はその池の写真。凍っている感じを出すのは難しい。

#2) 白い庭園
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明石の城下町は宮本武蔵が設計したとかいう話を地元の人はよく言っていますが、明石公園内にも武蔵に縁があるとかいう庭園があります。#2)はいつもはきれいな緑の庭園が霜で真っ白になっているところです。

#3) 紅白の芝
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公園を奥へ進むと広い芝生の広場があります。ここの芝生も霜で真っ白。朝焼けの赤と重ねてみました。奥のベンチに腰掛ける紳士は非常に味のある方だったのですが、じゃまになってはいけないと思い、近づけませんでした。

#4) 凍る紅葉
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芝生の上の落ち葉も凍っていました。

#5) 池に臨むベンチ
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先ほどの #3) の老紳士が歩き去った後のベンチです。前には大きな池があります。ここはさすがに凍っていませんでした。写真右上の黒っぽいボケは何か分かりますか?

#6) 黒ボケの正体
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北海道の丹頂鶴や白鳥の写真なんかで、湖面や川面から湯気が出ている写真がありますよね。「撮りたいものリスト」に入ってはいましたが、後の方。雪国へ行かないと見られないと思っていたので。まさか、明石公園でお目にかかれるとは思っても見ませんでした。
池畔の鴨達でも寒いのか丸くなって寝ていました。首を曲げて顔を羽の中に埋めて寝る姿が非常に愛らしい。

#7) 朝の散歩
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湯気の立つ湖面を一人、いや一羽静かに移動し始めました。

帰り際、池の奥から何か ムワッ とした雰囲気が感じられました。何だろうと思って近づくとそこだけ別世界のようでした。
#8) 斜光
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今のカメラに詰め込まれた技術は素晴らしいもので、写真歴0.5年の僕でも実物よりきれいと思える写真が撮れることがありますが、上の景色は到底実物には及びません。画面の外ですが、右側にはお城の城壁がそびえており、そこから差し込む光が徐々に増えていき幻想的と言ってもいいほどでした。

刻一刻と様相を変える光の筋に嬉々としながらここで撮影していると、おっちゃんが近づいてきました。

おっちゃん(以下 おっ): あの鳥 何や?

(いつの間にか、すぐ傍に白鶺鴒がきていた)

圭太(以下 おれ): ハクセキレイやわ

(写真を撮っているとよく聞かれます。今回は分かる鳥でよかった。それにしても不思議な魅力のあるおっちゃんで、それにひきこまれ、初対面なのに丁寧語ではなく普段の言葉で話してしまった)

おっ: 右にあれあるやろ?

(おれ独白: あぁ、もぅ、この光は今しかないんや。一瞬ごとが勝負やのに。かなんな、このおっさん)

おれ: あれって何?

おっ: あれや、あれ。木。

おれ: あぁ、あるなぁ。

おっ: カワセミ知っとぉか?

(おれ独白: 何や話の見えんおっさんやなぁ)

おれ: カワセミってあの瑠璃色のやつやろ?

おっ: るりいろって、青いやつやがな。あれ撮ったことあんの?

おれ: いやぁ、ないわ。まだ写真始めて間もないねん。まだ本格的な自然の中は行ったことないわ。

おっ: あのいっちゃんでっかいやつの先にな、カワセミが来るらしいで。

おれ: えっ! ホンマかいな?

おっ: こう見えてもな、連れに野鳥の会に入っとぉ奴がおんねん。

という訳で、しばらく明石公園に通わなくてはと思っています。それにしてもJRのホンマの駅前でホームから見える公園内にカワセミがいるのでしょうか。もっとも、おっちゃんが出没した池は城の後ろ側で周りが自然と言えば自然ですが。

飄々として掴みどころのないおっちゃんで、もしかしたら、僕が次に行って何もいない池にがっかりする様子を確認して、晩に仲間で一杯ひっかけながら「また、ひっかかった奴がおってなぁ」などと話すのを楽しみにしている人かもしれない。でも、まぁ、あのおっちゃんになら騙されても許せるかな。

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コメント

カワセミ、見てみたいし撮ってみたいですよね~

投稿: もうぞう | 2008/12/16 19:58

早起きは三文の得!
良い写真がバンバン撮れてますね~。
中でも#8の斜光がいいです。
朝の光のカーテンが見えて、画面全体が柔らかい感じで。
こういう感じは出そうと思ってもなかなか難しいですよね。
自分の写真は夜景とか、イルミネーションとか、
最近狙い過ぎな感じがして…
圭太さんの自然体な撮影を見習いたいです。

カワセミ、来るといいですね。
難しそうな被写体ですが、是非!

投稿: 日光岩魚 | 2008/12/16 23:36

おはよ~ございます

>#1) 何か分かりますか?
大きくして、すぐにわかりましたよ~!!
私でもわかるのですから、上手に撮れていますよgood

それにしても寒い朝だったんですね・・・
>#2) 白い庭園
地面がこんなに霜で真っ白になってる光景にはまだ出会ったことがありません
いい感じですね!私も冷たい朝の散歩に出かけたくなりました いい素材がわんさかあるではありませんかぁ~(・∀・)イイ!

圭太さん、どれもすばらしい写真ですよ!(マジで)
>#7) 朝の散歩、#8) 斜光、どっちも、とってもいい雰囲気で部屋に飾っておきたい写真です

おっちゃんも圭太さんのこと、不思議な魅力のある男やなぁ~と思ったかもですよ!

素敵な写真見せていただきました
勉強になりましたよ!師匠o(*^▽^*)o

投稿: vanilla | 2008/12/17 08:45

そうそう、書き忘れました

私もカワセミの写真期待していますよ!happy01

投稿: vanilla | 2008/12/17 08:46

へえ・え・え宮本武蔵が設計したんですか。朝霧様はTVを見ないんですって??本当に最近特にTVの質の低い番組の多さは問題です。でも「宮元武蔵」も、以前、大河ドラマでやっていました。私は、主人の本棚の「宮本武蔵」を読んで、武蔵には腹が立っていました。だって・・・お通さん・・・あんなに惚れてくれる女を袖にするなんて、許せない!!!男として、絶対欠けたとこある・・・なぁんて・・・

投稿: 山口ももり | 2008/12/17 09:01

shine もうぞうさん
カワセミ、本当であるといいのですが。実物はまだ見たことがありmせん。

shine 日光岩魚さん
僕は意図を写真に取り入れるべく努めていますが、ついつい無我夢中にシャッターを切ってしまい、撮る前に考えていたことが実現できずにいます。今、構図の本を読んで勉強中ですが、活かして作画するのは難しい!

shine vanillaさん
僕も、家の近所でこんなに霜で白い風景は見たことがありません。雪が積もったことは数回ありますが。
色のなくなる冬を恐れていましたが、実際来てみれば、今まで知らなかった風景がたくさんあって、冬は冬で素敵です。今年は本当に季節ごとの美しさをいっぱい発見しました。写真を始めたのが初夏だったので、来年の春も楽しみです。

shine 山口ももりさん
宮本武蔵は、大河ドラマの時に各地で「生地合戦」が繰り広げられたそうなので、明石もそれに乗ったのかもしれません。どこの市も、史実の追求よりも観光資源を増やしたいという下心があるようです。
『武蔵』は何人かの著者のものを読んだはずですが、お通さんのことは全く覚えていません。自分が男だからかな? もっとも、武蔵のこと自体、ほとんど印象に残っていません。ちょっと近づきにくい雰囲気だし、何より僕は時間を守らない男を信用しないところがあるのです。ただ、もともと時間が意識に上らない性格の男には好感を抱くのでややこしいもんです。我ながら。

投稿: 圭太 | 2008/12/18 09:14

私のよんだのはたしか・・・吉川英次でしたか???

投稿: 山口ももり | 2008/12/18 09:28

shine 山口ももりさん
定番は吉川英治のものだと思います。僕も吉川英治のと、司馬遼太郎のものだったはずなのですが…。

投稿: 圭太 | 2008/12/18 11:37

「カワセミ」もこちらの磐梯山辺りに居る「ヤマセミ」も見たことが無いですねえ。
わたしのブログにコメントを頂く人に毎年公園でカワセミを撮影する方が居ますので、カワセミって同じ場所に必ず現れるようですね

投稿: 玉井人 | 2008/12/19 11:48

shine 玉井人さん
とすれば、一度見つければ、再会できる可能性が高い訳ですね。これは、ますます「おっちゃん」の情報にのっかってみなければいけない情勢になってきました。

投稿: 圭太 | 2008/12/21 08:52

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