« 淡路・阿波行 | トップページ | 季節の移り変わりを駆け足で(1) »

2009/04/17

カズは口ほどに物をいい

今日は、イチローが日米通産3085本安打を放ったことが盛んに報じられているので、久しぶりにスポーツの話題。

名球界が嫌いな僕は→「つぶせ、名球界」、必要以上に記録を大げさに取り扱うメディアも、それを重視する姿勢を見せる選手も好まないので、イマイチ、イチローを心から好きにはなれないのですが、記録の意味はともかく、皆が期待する場面で満塁ホームランを打つというのは、やっぱり凄いと言わざるを得ません。

記録の意味を書くと、かなり長く、また文句たらたら調になるし、技術論はそれこそ釈迦に説法みたいになってしまうので、昨日感じたことをありのままに。

まず驚いたのは、試合前に、イチローが守備位置に向かう時。高校球児でもかくやと思うほどの全力疾走でした。発言はひねくれていることも多いですが、スポーツ選手である以上、やっぱり体で示すのが本筋。あの躍動感には素直に感動しました。

次に感じたのは違和感。背番号が「42」でした。数々のいやがらせ・脅迫に負けず、メジャーリーガー初の黒人選手として大活躍したジャッキー・ロビンソン。彼のデビューを記念して今年から全員が42をつけるようになった日だったので、当然と言えば当然なのですが、スイングした後に背中が映った時、他の選手以上に違和感が。というよりも、むしろ、全然似合っていませんね。

ブライアン・セッツァーがペプシか何かのCMで歌っていましたが、やっぱり 51 じゃないとイチローじゃないですね。これがまた彼によく合っている。 5 の下部の弧が彼のしなやかさを、1 の直線が彼の目標に対する端正な姿勢を 見事に表しているからです。

|

« 淡路・阿波行 | トップページ | 季節の移り変わりを駆け足で(1) »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

マタマタ、ウレシイコメント戴きました。人間ってどんな小さな土器のカケラにも絵を残しているって・・・そんな気持ちで絵をかきたいです。アートとか、関係なく・・・

投稿: 山口ももり | 2009/04/17 09:52

カズ=数
ひねくれ者のもうぞうとしては、大勢の人やマスコミが「そうだ」と言うと、つい違う視点から見たくなってきます。

投稿: もうぞう | 2009/04/19 05:17

shine 山口ももりさん
実は、父が写真狂で、たびたびコンテストで入選したりしていました。プロになる話もあったようです。
僕が去年まで写真に見向きもしなかったのは、うまく関係の築けなかった父親のようにはなりたくない、という気持ちが影響していたのでしょうが、撮り始めてみると、とにかくシャッターを押すだけで楽しい。
父も、「作品を作らないといけないと思い出してからは、義務感が入り込んだ。コンテストになかなか入選しなかった時の方が、撮影や現像を楽しめた」と言っているそうです。(今でもあまり僕とは話をしないので、嫁さんが聞きました)

shine もうぞうさん
記者やアナウンサーが大衆に迎合したり、扇動したりするのは、もう慣れきって、しゃあない奴らや、とあきらめていますが、解説者と呼ばれる人たちが同じような態度を取るのを見るのは、大変見苦しいと常々感じています。

投稿: 圭太 | 2009/04/19 08:01

野球の話題にはついて行けない私ですが、
イチローは好きです
ピンチの時でも何か安心して見ていられるんです
イチローを見てると、野球に対する姿勢というか、信念というのか・・・そんなものを感じます
上手く言えないんですが
すごい存在感のある役者みたいな・・・

>実は、父が写真狂で、たびたびコンテストで入選したりしていました。
そうなんですか?すばらしい~^^
圭太さんは、そんなお父さんのDNA受け継がれましたね!

投稿: vanilla | 2009/04/19 17:15

shine vanillaさん
イチローに対する愛憎は自分でもよく分からないのですが、彼が千両役者であることに異論はありません。自分だけのスタイルでプレーし、自分だけの言葉で語る。ただ、他の何よりも記録を重視しているように思える点はどうしても頂けません。
実は、父とは外見も全然違い、嗜好も重ならず、会話もない、という関係だったのですが、写真だけ重なってしまいました。ただ、親父は自分の写真をドキュメンタリーだと言っているようで、美しく感じたものを美しく表現したいと思っている僕の写真を見たら、きっと冷笑することでしょう。
ちなみに父親はモノクロ写真です。

投稿: 圭太 | 2009/04/19 17:30

はじめまして。
いくつか、お話を読ませていただきましたが、面白いですね。イチローの背番号に対しての感性なども、なるほど、こういう思いで見ている方もいらっしゃるのかーと思いました。

イチローの魅力は、やっぱり野球に対する並外れた集中力だと感じています。失敗をしているときにも発見があることを語っている彼の顔には喜びがあふれています。ことにあたって本当に集中できる人間は皆自分の言葉を持ち自分の言葉で語っているように思います。

投稿: joy | 2009/05/23 18:01

shine joyさん
ありがとうございます。ひねくれ者の僕にとって、変わった見方をほめて頂けるほどうれしいことはありません。

イチローは本当に「求道者」って感じですよね。プレーヤーというよりアーティストという感じ。

投稿: 圭太 | 2009/05/24 18:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13076/44696471

この記事へのトラックバック一覧です: カズは口ほどに物をいい:

« 淡路・阿波行 | トップページ | 季節の移り変わりを駆け足で(1) »