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2009/10/09

あなたも、ですか?

約1年前に about me で作った質問です。

う~ん、「コスモス」 が圧倒的。

これだけ 「コスモス」 と読む人の割合が高いことに思いつく理由は二つ。

1)何と言っても 山口百恵の代表作の一つ 『秋桜』 の影響。

2)クイズ番組の影響で、「何と読むか」と聞かれ場合は、そのまま読むと答えにならないと思っている人が多い。

恐らく、1)の理由が圧倒的なのだろうが。

しかし、やはりこれは

あきざくら

と読むべきである。

なのだから。

さだまさし が 「秋桜」 と書いて 「コスモス」 と読ませたのは良い。文学的表現であるから。非常に優れている。

しかし、「宇宙」 と書いて 「そら」 と読ませるとか、「瞬間」 と書いて 「とき」 と読ませるとか、他にもいっぱいあるだろうに、それらは普段 「うちゅう」 とか 「しゅんかん」 とか読んでいるはずだ。ちゃんと、本来の読みと詩的表現を区別している。

「秋桜」 が 「コスモス」 と読まれるのが普通になってしまえば、さだまさし の鋭い感性が目立たなくなってしまう。

ところで、
先日、コスモスの写真を撮りに行った時、他にも多くの来訪者があった。数人のグループで来ている人が大半で、楽しそうにおしゃべりをしている。耳に入ってきた言葉は

「今年は、あかんな。黄色いのが全然ないわ」

「わぁ、見て、見て。 これ知っとう?シーシェルって言うて、花びらが筒みたいになっとうやろ。これは赤いけど、白いのもあんねんで。あ、あそこに白あるわ」

「やっぱり、白の周りに赤い縁取りのあるのが可愛いなぁ」

……

皆の衆、それでよいのか?!

私は、やっぱり 薄紅色の可憐な花が風に揺られているのが好きだ。これも あの曲の影響??

付記1)「秋桜」を「しゅうおう」と読む手もあるかな? 水原秋桜子はやっぱりコスモスが好きだったのでしょうか。

付記2)冒頭のabout meの選択肢で「オオハルシャギク」とありますが、これはコスモスの別名です。

付記3)コスモスの写真は次回お届けします。・・・たぶん。

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コメント

ああああああ~~もっともだ~もっともだ~
それにしても回答数多いな~今まで巡り会ったことなかったぞ。
で、さっそく答えておきました。211番目

投稿: もうぞう | 2009/10/09 19:52

shine もうぞうさん
> それにしても回答数多いな~
なにせ、1年近く寝かせておいたので…。
回答ありがとうございます。
やっぱり コスモス なんですね。(^_^)

投稿: 圭太 | 2009/10/11 20:22

圭太さんこんにちは(o^-^o)
私もコスモスと読んでいました
でも、それはさだまさしさんの感性だったのですね・・・
コスモスと書くと空に向かって咲く花のイメージを思い浮かべ、秋桜と書くと繊細で華奢な風に揺れる花が浮かんできます
でも、ヒマワリが向日葵、アジサイが紫陽花と書くように、コスモスの漢字はないのでしょうか?

私もコスモスは優しいピンク色が好きです
コスモスの写真は次回ですか?
楽しみにしています
最近忙しく飛び回っていて、おじゃまするの遅くなりましたm(_ _)m

投稿: vanilla | 2009/10/14 15:23

shine vanillaさん
もうこれだけ広まれば、秋桜で「コスモス」と読むということになりそうですね。辞書も軽薄な広辞苑がそろそろ掲載するのでは?あるいはもう
載せているかもしれません。そう言えば、さだまさしは、件の曲のタイトルを 秋桜(コスモス) と、わざわざ読み方を( )内に示していたように思います。その時には、そのように読む人がいなかったからでしょう。
やまとことばの生物名にあてた漢字は、巧みだったり、遊び心が感じられたり、素敵なもの、面白いものが多いですよね。撫子、銀杏、山茶花、胡桃、鬼灯、独活、朱鷺、百舌、河豚、土竜、海月……。それに対し、ダリア、ハイビスカス、チーターなど外来語には片仮名しか似合わないような気が。但し、カナリアの金糸雀のような例もあるので、コスモスはそれに次ぐのかもしれません。
カナリアになぜ漢字があるのか気になって、ちょっと調べてみると、江戸時代には既に移入されていたようです。明治の外来語大量流入期よりも前だったので、漢字表記が広まる余裕があったのかな。
僕は、コスモスは、「こすもす」が一番似合うような気がしています。

投稿: 圭太 | 2009/10/15 08:50

コスモスって原産地???ふるさとは何処なのかしら???コスモスって言うのはふるさとで呼ばれていた名前なのでしょうか???もし、そうなら・・・コスモスって呼ぶのは、それでいいし、秋桜は日本だけでも、とても良い命名だと思います。

投稿: 山口ももり | 2009/10/15 10:05

shine 山口ももりさん
コスモス という呼び方はもう花にすっかり馴染んで素晴らしいほどですね。「こすもす」と平仮名表記にしたいぐらいです。
故郷について。コスモスはオオハルシャギクとも言いますが、ハルシャとは波斯でペルシャのことですから、恐らく原産は西アジア……とここまで書いて一応事典にあたったら、いずれの事典にも「メキシコ原産」とありました。ネットでの検索でも同様です。また、いつもお世話になっている「季節の花300」 http://www.hana300.com/index.html には次のような記載がありました。
~~~~~~~~~~~~~~~
"コスモス(cosmos)"の語源は、ギリシャ語の
「秩序」「飾り」「美しい」という意味の
「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。
このことから、星がきれいにそろう宇宙の
ことを、cosmosと呼び、
また、花びらが整然と並ぶこの花も
cosmosと呼ぶようになった。
~~~~~~~~~~~~~~~
これに従えば、スペイン語ではなくギリシア語起源。でも、ギリシア語は精神的にヨーロッパの源流となっているからいいですかね。
ちなみに、英和辞典でcosmosをひくと、「宇宙」の方のcosmosと、植物のcosmosを別語源の語として分けて項目を立てた辞書と、同語源の語として一つの項目内に載せた辞書の両方がありました。

投稿: 圭太 | 2009/10/16 10:54

へ・え・・え・・・面白く拝読しました。私は間もなくブルガリアへ・・・行ってきます。

投稿: 山口ももり | 2009/10/22 08:33

shine 山口ももりさん
ブ、ブルガリアですか。いつものように偉そうに知ったかぶりをしようとしても、ヨーグルト以外出てきません。あ、首都が可愛い名前ですね。せいぜいそれぐらい。
考えてみれば、地中海に近いのに酪農が盛んなのでしょうか。あ、ももりさんが行くということは、高い山があるのでしょうか。ももりさんの筆が届けてくれるまだ見ぬ国の姿を楽しみにしています。

投稿: 圭太 | 2009/10/22 09:18

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