« 秋桜 (あきざくら) | トップページ | さくら さく »

2009/10/23

砥峰高原

090921d90_0378_
(記事中の写真はクリック→拡大)

兵庫県の中央あたりにある 砥峰とのみね高原 へ行ってきました。と言っても、もう1ヶ月も前のことですが。

090921d60_0007__2

「湿原」というと尾瀬が思い浮かび、同時にいつかは行きたい遠い存在と感じていたのですが、地元兵庫県にもありました。

090921d90_0043_

有名らしいのですが、僕は全然知りませんでした。それが…、今年の新緑の季節に福知渓谷に行った帰りに何となく進んだゆかしげな道の奥に、急に開けた場所がありました。それが、ここ、砥峰高原だったのです。

090921d90_0033_

薄が一面に広がる風景で愛されている高原ということで、その薄を守るため、毎年、春に野焼きを行うそうです。前回、偶然に訪れた時はその野焼きの後で、焼いた跡が残るだけでしたが、それでも惹かれるものがあり、秋の再訪を期したのです。

090921d90_0128_

たまに、その野焼きを生き延びた樹木があります。

090921d90_0152_

訪れたのは、彼岸の入りの日でした。例年とは逆に彼岸までは結構涼しい日があったのに、急に残暑が厳しくなった頃です。ここも、着いた時は汗ばむほどでしたが、次々に流れる雲が陽をさえぎると、急にひんやりとなりました。

090921d90_0119_

いつも、曇天が好きなどとひねくれたことを言っていますが、それでもやはりお日様の存在はありがたいもので、薄の穂はもちろん、葉を照らすだけで、爽やかな気分を運んでくれます。

090921d90_0350_

特に、夕暮れは素晴らしい。清少納言の言っていることが納得できます。何と言ってもカラスが絵になるのは秋の夕暮れしかない。

090921d90_0332_

周りを山に囲まれているので、海のすぐそばの我が家と比べると夕暮れが早い。この写真の頃になると上着なしではいられないほど、肌寒くなってきました。

090921d90_0436_

秋は雲の表情が豊かなのもいいですね。

付記1)
映画「ノルウェーの森」のロケ地になったことをアピールしていました。その影響もあるのか非常に賑わっていました。僕が訪れたのはちょっと時期が早すぎ、今月の方が見頃のようです。

付記2)
今度の日曜日(10/25)にすすき祭りが行われるそうです。

|

« 秋桜 (あきざくら) | トップページ | さくら さく »

たび・さんぽ」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

へ~美しい高原ですな。
写真が良いのかな?

投稿: もうぞう | 2009/10/23 19:41

圭太さん こんばんは
素敵な場所ですね
池があり、遠くに綺麗な山並みがあり
私が訪ねた曽爾高原よりも地形の変化に富んでるように思います
ススキはお日さまの光を受けてる時と、そうでない時と全く表情が違いますね
風とお日さまはススキにとって大事な友達ですね
特にお日さまは^^
日を受けて銀色に輝くススキも夕日に黄金色に光るススキも、どちらも綺麗です
青空も似合いますが、夕焼けもほんとに似合いますね
どの写真も素敵ですが、最後の夕焼けの写真には見入ってしまいました
私が訪れた曽爾高原も、ススキを夕日と一緒に撮るのが定番らしくてカメラマンのおじさんたちが夕日が落ちるだろう位置をあれこれ推測して、カメラの位置を決めていました
私も今度は夕日の時を狙ってみたいと思っています

私はすすきヶ原を見ると、「銀河鉄道の夜」を思い出します(o^-^o)

投稿: vanilla | 2009/10/23 23:52

shine もうぞうさん
いえいえ、実物がいいんです。うれしくなって枚数を撮り過ぎて後の整理が大変でした。
ただ、いい風景だと気分が乗って撮影できるというのはあるかもしれません。

shine vanillaさん
最後の写真は時間的に一番遅かったので最後に持ってきただけで、自分としては一枚目の写真がお気に入り…だったのですが、vanillaさんの言葉を見て、改めて見直すと、確かにいい写真ですね。なんて。
最後の写真を撮った時は、一枚目の写真もそうですが、日が暮れてきた上に風が吹き止まなくて、写真映えはともかく、肌寒くなってきていました。ところが、ほんの短い間風が吹き止んでホッとした時にシャッターを押しました。その安堵の気持ちが反映されたのが、秋の夕暮れとしては寂寥感の少ない、むしろのんびりしたやわらかな雰囲気が出せました。これも秋の多彩な雲のおかげです。

投稿: 圭太 | 2009/10/26 10:41

素晴らしい光景ですね。
1枚目の夕日に映えるススキと空の色。
見事に秋の色が表現されていて
心に残る1枚です…
と言うか、構図もいいし、空気感もあって、
ほとんどプロ並みですよ。レンズは単焦点ですか?
本当に素晴らしいです。
2枚目は草紅葉が始まっているけど、濃い緑もあって…
水面に写る空と雲も合わさって
夏から秋に変わる様子が切り取られていいですね。
圭太さん、腕上げられましたね!

砥峰高原…実に風光明媚な良い所ですね。

投稿: 日光岩魚 | 2009/10/27 01:19

shine 日光岩魚さん
ありがとうございます。いやぁ、褒められるっていいもんですね。今さらながら。職場では冗談か皮肉ばっかり言って、褒め言葉をほとんど言ったことがないので、今度からは言うようにしようかな。(もう手遅れでしょうか)
1枚目の写真は、18-105mm F3.5-5.6 というズームレンズです。最初D90につけっぱなしにしていたものの、そのうちに外されることが多くなっていたのですが、この砥峰高原以降、また常用に返り咲いています。
1枚目の写真を撮った周囲のススキの背丈が低かったので、ほとんど寝そべるようにして撮影しました。携帯やコンデジを持った人たちがススキと夕日の後に僕も写している気配を感じながら。

投稿: 圭太 | 2009/10/27 10:43

TBありがとうございました。

夕暮れの空にススキのシルエット、
素敵な写真ですね。
陽を浴びて光るススキの穂、
きれいでしたね!!

投稿: kazu | 2009/10/27 20:42

shine kazuさん
こちらこそTB、コメントありがとうございます。
ススキがこれほど美しいということを今年初めて知りました。

投稿: 圭太 | 2009/10/28 10:19

一枚目:薄の圭太さんが、「しめた!」

○我、薄。今、日輪を捉えたり

最後:

○無窮なるキャンパに雲染め行く日
   我らは筆にして賛嘆者なり
   

投稿: joy | 2009/11/01 16:16

shine joyさん
感動した時、「ジーンとくる」と言いますが、レトリックではなく、本当にジーンときています。
一枚目を撮っている時には、「よっしゃぁ、来た」と思ってシャッターを押していました。もしかしたら、声にも出ていたかもしれません。
最後の写真は、筆で描いたような雲だねと妻と話していたんです。
そういう思いを見事な句と歌にして頂いてただただ感謝そして感動です。

投稿: 圭太 | 2009/11/01 18:30

昨日の11月1日は20℃を超す温かな曇り空でしたが、きょうは9℃以下に下がってしまいました。
会津では今日「初雪」が観測されました。
冬へ加速が始まりました

投稿: 玉井人ひろた | 2009/11/02 17:26

shine 玉井人ひろたさん
返事遅くなり申し訳ありません。
今月は気温の乱高下が激しいですね。福島の9℃は最高気温だと思いますが、こちらも最低気温は10度を下回る日がありました。でもその後に25℃を超える夏日が。
そのせいかようやく始まったこちらの紅葉は色づきが今ひとつのようです。でも、あちこち行くつもりです。

投稿: 圭太 | 2009/11/08 20:46

圭太さん こんばんは
私、写真のセンスなくて、ごめんなさいね~
1枚目がプロの目から見て、良い写真なのですね
でも、私はやはり最後の写真が好きです
夕焼けとすすき、魅かれる風景です(o^-^o)

投稿: vanilla | 2009/11/14 22:59

shine vanillaさん
僕はまだまだ客観的に自分の写真を見られません。どうしても、撮った時の心情に支配された見方をしてしまいます。だから、撮影直後で印象が強く残っている時と、時間が経ってから見た時では違った写真に見えます。
今回の一枚目は気負いこんで撮ったものですが、最後の写真は、ちょっと周りを見て、ふっと軽くシャッターを押したものです。今から見ると、空の軽快さと合っているような気がします。それにvanillaさんから褒められ、自分でもお気に入りになりました。

投稿: 圭太 | 2009/11/17 08:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13076/46559861

この記事へのトラックバック一覧です: 砥峰高原:

» 砥峰(とのみね)高原のススキ [花ごよみ]
銀色の壮大な風景に圧倒されました。 本当に広い!! ススキ、ススキ… 何処まで行ってもススキ。 延々とススキの穂波が続きます。 ススキの草原は約90haに及びます。 毎年、春には山焼きが行われ、 草原一帯を焼くそうです。 それによって純粋なススキだけの 美しい草原を保持しているということです。 花には滅多に出会わないですが 背の低いリンドウだけが ときどき可愛い顔をみせてくれます。 頂上辺りから見た風景、 白っぽく映っている所 全てススキです。 ... [続きを読む]

受信: 2009/10/27 20:37

« 秋桜 (あきざくら) | トップページ | さくら さく »